(巻十六)手酌にて酒場の隅に酌む地酒ほろりほろりと秋は深まる(光畑勝弘)

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9月27日水曜日

かくの如しで一日の半分を過ごしたが、後の半分はちゃんと受講したのです。
経産省からの講師の中に“太郎ちゃん”が入っていたのには驚いた。知力・体力・徳力を備えている太郎ちゃんだから潰れずにやって行けるだろうし、是非とも立派な経歴として残していただきたいと陰ながら願っております。
官庁間の人事交流も随分と進んできたようで、悦ばしいことです。

おとろえて消ゆる花火を背景にひらく花火の火の力みゆ(島崎栄一)

成田からの帰り道、先週は早すぎてパスした立石駅に立ち寄ってみた。確かに何軒かの立呑屋や屋台風の店はあったが、冷やかすのは止めておいた。
一駅戻って青砥の安そうで入りやすい店に入った。酒もツマミも安いが、薄い・少ないである。酒とシメサバは薄く、冷奴は小さい!ちょい飲みの空っ酒、ツマミをそれほど喰わない年寄りにはよいが、若いあんちゃんたちだと却って高くつくかもしれないよ。
由とするところを挙げれば“濃い”ところだろう。厚化粧のネエちゃんの愛想と愛嬌は大変よろしい。それにつられてまた寄ることになりそうな店である。(写真付)

化粧濃きをみなと隣る夜鷹蕎麦(内田庵茂)