(巻十六)和を以て疲れ果てたる敬老日(日下光代)

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9月30日土曜日

月に一度の検診に柏の名医のところへ行った。血圧はやや高めが(135)出た。朝っぱらから細君にこき使われたあとであるから血圧も上がる。

名医に先般の千葉西病院でのお見立てのことを話し、行徳の病院への紹介状とデータをお目にかけて、ご助言を仰いだ。
名医のお告げは、「横着せずに、行徳まで行きなさい!」であった。宛先以外の病院で紹介状やCTのデータを切るのは仁義に反するようだ。
名医は、最初CTで癌が見付かったと誤解し、身を乗り出して話を聴いてくれたが、腎臓にある小粒の石のことだと解ると椅子に深くかけ直した。

沈黙の掟に寒き修道院(高橋幸子)

名医のあとは恒例の庄屋で海鮮丼で昼酒と致した。夜の酒は辛い!昼に一合ぐらいがちょうど宜しい。

続いて、細君に頼まれて、柏高島屋に香典返しを探しに行った。義母の葬儀に十万円包んできた親類がおり、お返しを何にしたものかと細君が困っている。御茶海苔でも高い物は高いのだろうが、それもいかがなものかと思いたところで、以前頂いたことある綿毛布を思い出したようだ。
7階の寝具売場に着くと再雇用らしきデパートマンが居たので寝具、綿毛布などは香典返しになり得るかと相談を持ち掛けた。昔のデパートマンは自分では答えられず、我輩はギフト相談カウンターに案内された。
こっちのデパートウーマンはギフト券や商品券を売りつけることしか考えていない対応なので話にならずであった。
結局寝具売場のベテランウーマンに相談に乗ってもらい、綿毛布一枚一万六千円を二枚か、羽毛肌掛け一枚二万四千円を二枚か、そのあたりに候補を絞れた。

デパートの作り滝して休息所(山田和子)