(巻十六)夕焼けて西の十万億土透く(山口誓子)

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10月3日火曜日

最寄駅のコンコースに活け花が飾られ、鳥歌花舞との軸があったので一撮した。

世事はみな人にまかせて花と鳥(井上井月)

こうやって、日々おんもに出てくるから色々なものが眼に入り、場合によっては感動も得られる。何れそう遠くない将来、籠ることになろうが、そう言う狭い環境になっても物語が眼に飛び込んでくるよう磨かねば!

毛虫落つそこに始まる物語(小泉八重子)

今日は北杜夫氏の随筆「ひもじい頃の思い出」をコチコチと筆写した。“美味しくいただくためには空腹が必須条件、”とおっしゃっているが、誠にそのとおりで、それを実践している。そうすれば機会が週に五回も増えた向き合っての夕食で 無理なく“美味しいネ”と 申し上げられるのだ!
そして今夜の夕食は好物の炊き込み御飯と肉団子のおろし汁であった。
「本当に美味しかった!」

NHKラジオ第二放送のカルチャーアワーを聴き始めた。以前はよく聴いていたが、引っ越しなどあり中断していた。火曜日は歴史である。今日からの3ヶ月は「宗教改革」がテーマだ。世界史で中世ヨーロッパ以前はちんぷんかんぷんだが、講師の語り口がよいので、来週も聴いてみたい。

秋雨のラジオをけせばひとりかな(中久保まり子)

今晩感想:ルターさんて怖いもの知らずだねぇ!