(巻十七)水を打つ曲りさうなるこころにも(しょうごななみ)

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12月10日日曜日

午前中に掃除、洗濯、布団干し、を終えた。駅前までサンダルを探しに行けとのことであったがお断りして午後は二時間ほどお暇を頂いた。
先ずは図書館へ行った。将来籠るようになったときにコチコチする文章の収集に勉めているが、今日は筒井康隆氏の「断筆宣言への軌跡」から巻末の“断筆宣言”をコピーした。

図書館を出て生協への通り道にある蕎麦屋吉楽で昼の酒を楽しんだ。結構顔を出しているので馴染みの扱いをしてくれるようになった。今日はカツ煮で一合いただいたが、カツ煮を待つあいだの繋ぎに枝豆を出してくれた。若奥さんが店に出ていたが、常温の場合はぐい飲みグラスにするのか猪口にするのか親爺さんに訊いていた。ぐい飲みだとすすんでしまうので“猪口にしてよ!”と口を出した。
ここのおでんは袋詰めを温めるだけだが、カツはちゃんとしていて旨い。
酒は旨い、カツは旨い、店は暖かい。

桐一葉ふと好日を怖れけり(豊長みのる)