(巻十八)初夢や金も拾わず死にもせず(夏目漱石)

イメージ 1

イメージ 2

4月30日月曜日

今日は都立水元公園にお出掛けの予定であったが、細君が体調不良で取り止めになった。
細君の場合、体調管理が最優先であるから無理はしない。無理はしないので一泊旅行もしないで家居している。
ランチだ温泉だと飛び回っているマダムよりは無駄遣いがなくてよろしい。

天敵をもたぬ妻たち昼下り
茶房に語る舌かわくまで(栗木京子)

そう言うところはよいのだが、そう言う人は細かい!買い物を言い付けられるが、とにかく賞味期限が遅ければ遅いほどよいと信じ信奉している。

乾パンの賞味期限や夏至の雨(池田恵美子)

今日も豚肉は2日までのパッケージを棚の後ろから引っ張り出した。
ホッとした反動で三枚切りのパンの賞味期限が前日に買った六枚切りよりも短く、これでぶつぶつ言われた。

黴なんぞ一吹きで済む世代なり(原田達夫)

買い物の途中ファミマ・テラスで雀に餌をやり、飲み屋の店先で薫風を受けている風車を楽み、ローソンの店先の捕虫網に驚いた!

風車人の気配に廻りけり(尾山漫太郎)