(巻三十九)秋袷着て晩年を軽くゐる(仲元新)

2月18日日曜日

(巻三十九)秋袷着て晩年を軽くゐる(仲元新)

晴れ。朝家事は掃除機がけ。

俳壇が届き、

万巻の棚の沈黙山眠る(土井岳毅)

生き死のおまけような日向ぼこ(新井高四郎)

大寒の塵から生まれ七十三(川辺酸模)

を書き留めた。

昼飯喰って、一息入れて、散歩。

白鳥生協の上の百均に額を買いに行く。色をつけた画を描いてくれたら居間に飾ってやってもいいとのたまいけるに、それなら額に入れて飾っていただくかと額を用意した。

色をつけた画はまだないが、今日の散歩で一撮した紅梅でも描いてみようか。

帰り道、ファミマで珈琲とチーズケーキを堪能いたす。締めて300円。飲み屋での無駄遣いをやめたのでコンビニ珈琲ぐらいはよかろう。それに、生協で大福を買うと余計な物まで買うことになりロスが大きい。

クロちゃんは不在。ウエルシアでトレペー他を買って帰宅。

ブロッコリーを茹で、鶏を焼き、真鯛を煮た。

願い事-ポックリ御陀仏。知らずに御陀仏。

《昨日はブログ「随筆筆写」に36人の方が訪れ、49のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス4)は、

渥美清と「男はつらいよ」 - 井上ひさしちくま文庫井上ひさしベスト・エッセイ続ひと・ヒト・人 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33159785/

で、その渥美清氏が団鬼六氏に自分の芸風について語っているところがある

「幽霊の正体 - 団鬼六講談社 快楽王団鬼六 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32328361/

を紐付け致した。

余録:本を右手に、クラムシェル携帯を左手に持って名文、随筆をコチコチと筆写しているが、今朝打ち終えた「あととさき - 室生犀星」は打っていて苛々の溜まる文体だった。漢字の用い方、送り仮名、句読点の打ち方、の相性が極端に、私には、悪い文章であった。

反対に相性が良い、というか好きなのが、

「ツイィター投稿記事削除請求事件 - 上智大学教授 巻美矢紀」法学教室2022年10月号

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32531740/

などの判例解説文である。

書き手の個性を含めて鑑賞する随筆と没個性で画一的な理解を目指す判例解説文を同じ土俵にのせるのは不適切だろうが、好きなのである。