本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集」

山里は留守かと見えて冬構へ(諷竹)


成田から都心への戻りに、千円バスを使った。
東京駅を過ぎ、国際フォーラムから数寄屋橋あたりまでの車窓から眺める歩道は、あたかも、ロンドン・パリ・クラクフのそれのようで、気分は最高である。


地球儀を回し夜長と思いけり(?)


終点の西銀座デパート前で下車すると、目の前に「銀座の恋の物語」の歌碑があった。
それほど古いものではないようだが
作詞 大高ひさを
作曲 鏑木創
心のそこまでしびれるような
吐息が切ない囁きだから
と歌詞が刻まれている。

銀座で控えてある句歌は

したたかに水打つ間口一間半(鈴木真砂女)


春の雪 銀座の裏の 三階の 煉瓦造に やはらかく降る (石川啄木)


今日は二十日でNHK俳句・短歌の発売日です。
8時過ぎの、新柏の書店には、それぞれ最後一冊が残っていました。
俳句短歌のアマチュア採集家が、最初に書き留めたのは、


六十八 心にもあらでうき世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな(三条院)


“心にもあらでうき世にながらへば”

に改めて揺さぶられました。

2230時就寝。


断酒6日目達成

一人酒は止めよう!
飲酒記録を残そう!