句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」
春愁や少し長めの猫の顔(北村保)
この辺りが犬と猫のちがいかな?
起こりっぽい犬は結構いるが、鬱犬というのはいるのだろうか?
徹頭徹尾機嫌のいい犬さくらさう(井上弘美)
飼い主に一度棄てられた犬は、立ち直れないと聞いたことがある。
二匹の犬を連れて散歩している方がいた。
一匹は、機嫌のいい犬でしたが、もう一匹はしょぼんとしていた。
飼い主さんから、その一匹は東北の避難犬と聞かされた。
息子宛に、税金と健康保険の納付書が送られてきた。
細君は、一応息子に支払いを求めてはいるが?
娘には甘き父なりさくらんぼ(成宮紫水)
今日は夏至。
地下鉄にかすかな峠ありて夏至(正木ゆう子)