本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」


胸に棲む人と酌む酒十三夜(山田弘子)


俳壇歌壇:
緑とて色とりどりの狭庭かな(桑原たかよし)
仏壇に置かれた友のガラケーが バイブで知らすメール着信(小島敦)


ふと、死に、というか、消えてしまうことにあこがれることがある。


「もう疲れた」遺書によくあるフレーズを春夜うっとりつぶやいてしまう(長尾幹也)