句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」
岩はなやこゝにもひとり月の客(去来)
7月13日(月)
腹の調子が戻らない。昼はポテトサラダのサンドイッチとパンケーキにした。それでも珈琲は飲んでしまうし、煙草も吸ってしまう。
釣堀の 四隅の水の つかれたる (波多野爽波)
天王洲アイル駅に百円パソコンがあったが、撤去されてしまった。
その種の道具はスマホを含めて所有していない。
ネット碁に欠けたるものは碁敵の身じろぐ気配石崩す音(佐々木義幸)
特に不便はないのであるが、英語の勉強のためにダウンロードしていた、National Public RadioのAll thing considered が落とせなくなって、それだけが困った。
仕方なく、安いのを一台買いたいと思っているが、日本のブランドにするかしないか悩んでいる。
外国(とつくに)におとらぬものを造るまでたくみの業に励めもろ人(明治天皇)
下痢は止まったが、会議の後の懇親会はさすがにスキップして帰路についた。
気構への一歩遅れし寒さ急(蔭山一舟)
夏は始まったばかりだ。