(巻九)種袋振って明るき音を買ふ(西山睦)

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11月25日水曜日

入院中にマイナンバーが通知されていて、追いかけて、マイナンバーの記入欄が印刷されている年末調整の申告書類が配布された。

長寿税有るやも知れず亀鳴ける(伊藤杯紅)

締め上げるための道具ではありますが、総論としては、やもうえない制度でしょうね?

至るところに設置されている監視カメラと同様に使い方さえ間違わなければ、良い面もあるでしょう。

たわむれに見詰め返して謝肉祭(鳴門奈菜)

税制にしろ、医療制度にしろ、エネルギー政策にしろ、見詰め返していることが大切なのでしょう。


クリスマスまで1ヶ月となり、イルミネーションの灯が点っている。

北風や電飾の鹿向き合うて(丹治美佐子)

エコノミスト誌に日本のお寺の苦境を報じる記事があり、その中で僧侶が運営するバー“Vowz Bar”が紹介されていた。(Religion in Japan - October 31st 2015 P25)
ネット調べでは、法話、説教、相談受付をアトラクションとし、坊主バーテンダーが振る“極楽浄土”などのカクテルと精進料理がいただけるバーだそうです。場所は四谷三丁目駅近くです。
クリスマスイヴのデートスポットとして、よろしいのではないかな?

煤逃やコーヒー店に僧の居て(大橋正子)