(巻十四)餠間のピザの出前もよからずや(尾亀清四郎)

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3月19日日曜日

3月13日朝日歌壇

生きているうちに近々会おうやと糖尿患うかつての上司(葛岡昭男)

もう一度咲きたかったとつぶやきが聞こえたような桜の切り株(佐藤幹夫)

昨日電気屋で貰ったインスタントラーメンを美味しく頂いた。何しろ細君がこの手の食品を嫌うのでなかなかお目に掛かることができない。
インスタントラーメンとカップ麺とではやはりインスタントラーメンの方が格段に美味い。煮るというひと手間が単に浸すとは違った美味さをもたらすのであろう。

献立の手抜問はれし花疲れ(岡田順子)

息子は我輩には似ず深酒をすることはないが、酒無しで付き合い帰宅が遅くなることは多々ある。小腹が空いても我慢して家までたどり着き、よく夜食にお茶漬けを食べているようだ。あの相撲の懸賞に出てくるお茶漬けのふりかけであるが、それでも湯を沸かしレンジで温めて飯にかけて食うから美味いのであろう。

温めるも冷ますも息や日々の冬(岡本眸)