(巻十六)アジフライにじゃぶとソースや麦の秋(辻桃子)

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11月19日日曜日

午後は角川俳句を読み返しに図書館に参りました。入口のパンフ棚に寅さんサミットの冊子がありましたので一撮いたしました。渥美さんの句を幾つか書き留めてございましたので御紹介いたします。

花道に降る春雨や音もなく

鍋もっておでん屋までの月明り

はえたたき握った馬鹿のひとりごと

寅さんを詠んだ歌や句も書き留めてございまして、

寅さんが冬の「季語」とは知らなんだ薄着の似合う涼しい男が(石島正勝)

五七五の旅に出ようか風天忌(西をさむ)

図らずも畳のうえで逝った寅(潤)

メメントモリ

贔屓同士の対戦、高安対嘉風嘉風が勝ちました。