(巻二十七)面倒なことと相成るおでんかな(中村わさび)
9月30日水曜日
敢えて挙げれば、ミカンの鉢を通路側からベランダに戻したことか。
真夏の照り返しは辛いだろうと裏に移したが、それが正解だったか分からない。
ベランダに戻り陽を浴びてミカンは悦んでいるように見える。
更に申せば、ベランダにある排水溝の清掃をしたことか。薄く泥が溜まり、その上に枯葉などが埋もれる。どぶさらいと云う程ではないが、しゃがんだ姿勢で小一時間ほど泥の掻き出しやったのでやや腰が重くなった。
ゆく夏の腰の辺りに塗薬(鳴戸奈菜)
大袈裟に云うのも何だが、散歩の途中で“クスノキ”を見つけた。勿論、樹を見て分かったわけではない。
さくら通りを歩いていたら、“クスノキ”と名札のついた樹が桜の間にあった。
「樟の森 - 立松和平」エッセイ’ 91 から
を読んで、どんな気高い樹なのだろうかと神秘に思っていた樹が身近にあって意外である。
枝を横に伸ばし、幅のある樹だろうとのイメージを懐いていたが、これも外れて上に伸びている樹であった。
“クスノキ”と名乗っているのだからクスノキなのだろう。写真つきです。
大楠の枝から枝の青あらし(種田山頭火)
本日は五千二百歩で階段は三回でした。
どうでもよい事だが、生協の牛乳の欠品は見事に解消されていた。
願い事-叶えてください。