(巻二十九)炎天に一樹の影の地を移る(桂信子)

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(巻二十九)炎天に一樹の影の地を移る(桂信子)

4月8日木曜日

朝の家事は、拭き掃除と毛布干しだけで余裕があった。

借りてきた『日本の名随筆93駅』は読み応えがある。

上野駅 - 木山捷平」日本の名随筆93駅 から 

を読み終えたが、1950年代の上野駅のスケッチとして素晴らしい。上野駅はそう云う駅だったのだろう。

この13日が啄木忌だが、

啄木忌始発列車の減りにけり(駄楽)

であります。

午後はお召しがあり日本橋方面に出かけたが、往復とも上野駅で銀座線に乗り換えた。

訪問先の近くに高島屋があったのでその屋上の休憩所で珈琲を喫しなから時間を調整いたした。かつて猿の檻まであったデパートの屋上も静かな庭園風に設えてある。矢鱈に置き引き注意の放送が流されているが、そういうことになっているのだろう。

帰りの上野駅で喉を潤そうと思ったが、空缶の回収箱がすべて塞がれていて飲めても空缶が棄てられない。缶にしろペットボトルにしろビニール袋にしろ全て持ち帰りなさいとなったらしい。これではホームでは飲めない。諦めた。

本日は六千三百歩で階段は2回でした。

願い事-叶えてください。世の中では色々と気重になることが起こっているようですが、とにかく今日は終わりました。寝ます。