(巻二十九)台風の中へ覚悟のハイヒール(有坂裕子)

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(巻二十九)台風の中へ覚悟のハイヒール(有坂裕子)

6月8日火曜日

芋虫に丸坊主にされてしまったミカンの鉢植えに毎朝水を遣っている。枯れてはいないようだと期待していたが今朝若葉を見つけた。(一撮)

細君は山梨に居る中学時代の級友らしきに電話をかけている。同病相憐れむのようで彼女の方は三泊四日の入院で手術したらしい。“加齢に因る眼の周囲の筋肉の衰えで目が窪み老女の風貌が一層鮮明になる”ことを共に憂慮しているらしい。

10時に店を開く千円散髪に出かけた。10時ちょっと過ぎに到着したがシャッター半開きでしばらく外で待たされて、始まれば10分で散髪完了である。一応床屋だから浮き世の話を振ってくる。予防接種と気温30度がおばちゃんのネタで、特にコメントを発せずに聞いておいた。おばちゃんに依れば予防接種の安全性について懸念し躊躇している年寄りは少なからずいるとのことだ。

蒸し暑くなった午後、図書館に予約してある本を借りに行く。推薦図書の棚に『日本大衆文化論アンソロジー』という書が“飾られていた”ので、それを加えて4冊借りた。

本日は三千九百歩で階段は3回でした。

願い事-叶えてください。

南無々々と他力本願生身魂(谷下一玄)