(巻三十八)炎天やこんなところで泣かずとも(吉田有輝子)

9月23日土曜日

(巻三十八)炎天やこんなところで泣かずとも(吉田有輝子)

小雨。朝家事はなし。細君は傘をさして生協へ出かけて行った。

昼飯に茹で玉子を、ということで茹でた。苛々していたわけでもないし、焦っていたわけでもないが、今日は殻が上手く剥けずデコボコのお肌にしてしまった。

昼飯喰って、一息入れて、我慢できずに座椅子で瞑想。

3時半ころから散歩。図書館で一冊返却し、新聞のコラムで見つけた細君の推薦図書『甘い生活-島地勝彦』を借りた。捲ってみたが書評集のような雑文集のような本だ。

猫は、

図書館前のトモちゃん、都住のクロちゃんに癒していただいた。稲荷のコンちゃんは不在。

生協に寄って寝酒用の缶酎ハイを仕入れ、ついでに安売りのウグイスバン98円を買いかじりながら帰宅。

インフルの接種書類が届く。有料2500円。お手当ての振込通知も届く。夕食に柿をいただく。初物。

英聴は、

Word of Mouth

Everyday Shakespeare

https://www.bbc.co.uk/programmes/m001ptbg

を聞き直した。紹介されている名台詞の中で知っていたのは、0730辺りからのReason, not the need.だけ。

https://nosweatshakespeare.com/quotes/monologues/o-reason-not-the-need/

フムフムと警句控帳に書き留めたのは、1415辺りの、There is nothing either good or bad, but thinking maker it so. 2641辺りのThree hours too soon than a minute too late.

読書は、

「“一億総白痴化命名始末記 - 大宅壮一」日本大衆文化論アンソロジー  から

を読み終った。

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33457013/

《視覚の刺激の度=視る興味も、質を考えずに、度だけ追っていくと、人間のもっとも卑しい興味をつつく方向に傾いていく結果にもなる。人間は、たとえば街角で犬が交尾していれば立ち止って見たい気持を持っている。見終ったあとでは、バカバカしい、用事かあるのに犬の交尾なんか見て・・・とはいうが、火事があれば、また走っていく、というわけだ。》

が本旨だろう。tubeもテレビだから注目を集めるためにやるとことは同じ。で、

「不法領得の意思の肯否 - 中央大学教授 高橋直哉」法学教室2022年10月号

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32518346/

を読み返してみた。

願い事-ポックリ御陀仏。元気で御陀仏。

今年は彼岸花の見ごろを逃してしまったようで、ショボい花で我慢だ。

死ぬならば晩夏自裁曼珠沙華(橋本栄治)