(巻三十九)寒燈やひとりの音に独り住む(白根純子)

2月1日木曜日

(巻三十九)寒燈やひとりの音に独り住む(白根純子)

晴れ。穏やかな晴れ。朝家事は掃除機がけと洗濯。

今日は御三家などの入試のようだ。細君は息子との二人三脚を懐かしんで朝からその話が多い。

昼飯喰って、一息入れて、晴から曇りに変わり、北風が吹く中を散歩に出かけた。先ず庭先に梅のあるお宅に梅見に参った。チラホラがよろしいところ、出遅れてしまった感あり。そこからクロちゃんのところへ回り遊んでいただいた。

帰宅して、豚鍋を拵え、鮭を焼く。

願い事-ポックリ御陀仏。

『生まれてこないほうが良かったのか?-森岡正博』という本を捲っていたら「涅槃寂静」という節があり、正しい理解かどうか分からないが「涅槃寂静」の心境とは「生きていたくもないが、死にたくもない」ということらしい。「積極的に死にたいわけでもないが、生きているのも嫌だ」という今の心境は涅槃寂静に近いのだろうか?

《昨日はブログ「随筆筆写」に39人の方が訪れ、47のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス6)は、

「具象以前 - 湯川秀樹岩波文庫 日本近代随筆選 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32295024/

この随筆は、数年前にある一貫校の入試問題になり、その時はアクセスがかなりあった。この作品を読んで学者・研究者の世界もある意味一将功成、万骨枯と感想文を書くと落第か?

「一将功成 華僑の冷飯ぎらい - 邱永漢」中公文庫 食は広州に在り から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32300689/

余録:萩尾望都氏がフランスから勲章を戴くとの由。

で、

「11人いる!-惑星の温度 - 福江純」知恵の森文庫SFアニメの科学 から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33373048/

「襟の穴 - 神吉拓郎」日本の名随筆別巻83男心から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32447010/

いつの日にかヘンリー塚本氏もフランスから勲章をいただけるのではないかと期待いたしております。