(巻九)ネット碁に欠けたるものは碁敵の身じろぐ気配石崩す音(佐々木義幸)

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11月15日日曜日

落第も二度目は慣れてカレーそば(小沢信男)

と言うわけで、入院前に新柏駅前の豚カツ屋でカキフライ定食プラス高清水一合で昼食をいただいた。

風花やライスに添えてカキフライ(遠藤梧逸)

店主から三粒にするか追加で四粒にするか訊かれた。
三粒にしておいてよかった。カキフライ弁当の蛎蠣とはちがい大粒だし、冷奴と煮物と豚汁がついた。
この豚汁がまた旨い。
一合呑んで1、450円は悪くございませんよ。

さらに、常盤平駅のコーヒーショップで一服して病院に入った。

モカ飲んでしぐれの舗道別れけり(丸山薫)


入院申込書、診察券、健康保険証を提出して入院手続きは滞りなく終わる。

生きるとも死ぬとも保険五月来る(東智恵子)


七階の病棟受付に向かう。

手術同意書に署名して十二月(中岡毅男)

大部屋満床のため、二人部屋に入れられた。
一日(一泊ではないところがポイント)6、450円の負担となる。
3日目以降は大部屋に移すか、差額免除とのことでした。
まあ、しょうがないか。

芍薬や枕の下の金の減りゆく(石田波郷)

ラジオを聴きながら、句歌集をめくり時間を過ごした。