(巻九)てにをはを省き物言ふ残暑かな(戸垣東人)

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12月26日土曜日

年賀状は七枚出すことにし、コンビニで印刷済みの五枚セットを二組買った
頂く賀状もだいたい同数であるが、三枚予備があれば失礼があってもたりる。

二三行の近況報告と御礼を付記できる余白があるデザインのもの(写真)を選んだ。

差し上げる方は、人生のちょっと大変だったときに親身になって助けてくださった元上司。この方には、一応まっとうな生活を家族共々送っていることを添え書きいたしました。

まず犬に水を飲ませて汗の人(今井文雄)

退職後の再就職先をお世話下さった先輩には、再就職先での近況と謝意を添えました。

うららかや長居の客のごとく生き(能村登四郎)

群馬県の富岡で喫茶店を開業した高校時代の友人には、我が母校がノーベル賞関連でちょっと世に知られたことなど書き添えた。

高校の予餞会にて屋根裏で雪を降らせし友との再会(夏目たかし)

芸術家肌で短歌も詠まれるの元上司には、こちらも細やかながら楽しみを見つけ精進していることを報告しました。

芸術の秋の人出に紛れむか(太田うさぎ)

今年、第二の勤め先も退職され悠々自宅となられた先輩には、今度一杯やりましょうとお誘いを掛けた。

老二人花橘に酔泣す(加舎白雄)

船の仲間“MK”には、お互いの健康に注意していきましょうと書き添え、“KK”にはこれから海外で活躍されることについてのお慶びを申し上げた。