(巻十)台風の仕舞ひの風に雨少し(きくちきみえ)

2月12日金曜日

風邪が抜けませんが出勤いたしました。今朝は廃品回収の日で角々の集積所に缶瓶ペットボトル新聞雑誌段ボールが出されていました。

廃品に聖書も括る冬の靄(池田康)

ご町内にはそのような方はおりませんが、段ボールの縛り方が雑です。

帰路、風邪封じのためににんにくで一杯いたしました。明日の朝、細君がぎゃーぎゃー言うでしょうが着替え用意して今夜の内に汗かいて治してしまいましょう。


来週読む文庫を探しに柏駅前の本屋に立ち寄ったが、どうも飛び込んで来る本がない。城崎・小僧を捲ってみたがやめた。椎名誠氏の死についての本も手に取ったが書架に戻した。
来週は二度三度と挑戦した堀田善衛氏の“インドで考えたこと”を読み直すことにします。


冬晴れのとある駅より印度人(飯田龍太)