(巻十)葉桜や人に知られぬ昼遊び(永井荷風)

3月22日火曜日

三連休明けの一日を過ごしましたが、実にボーとした一日でした。

“買えれば、新じゃが、新玉ねぎ、本みりん、ラップ2本、頼めますか?”との細君からの指令を受けて、買い物をして帰る道すがら、夜空を眺めると満月とその上、11時55分くらいのところに明るい星がございました。

満月や泥酔という父の華(佐川啓子)

そこで、
“満月の上の星は何ですか?”
と細君にメールで訊きましたところ、

木星

との答えが返ってきました。

満月は明日とのことでした。

三日月ではありませんが、

三日月にかならず近き星ひとつ(山口素堂)

を思い出しました。


では、細君が良妻かと言えば、

悪女かも知れず苺の紅つぶす(三好潤子)

何か最期にどんでん返しがあるように感じております。