(巻十)あこがれの人も老いたり夏料理(小林紀彦)

3月25日金曜日

朝の新有楽町ビル入口で外国人モデルを使っての写真撮影が行われていました。ファッション誌かカタログ用だと思いますが、どうということのない階段でなぜ撮影するのだろうかと思いました。美人かどうかは主観でしょうが、顔が小さく生意気そうであるところはちらっと見たところでも分かりました。

骸骨や是も美人のなれの果(夏目漱石)

帰り道は寄り道してコーラクで一杯いたしました。巨人対ヤクルトの開幕戦はさすがにテレビ放映されていてコーラクの大画面に映されておりました。客に巨人ファンは少なく「誰が何と言おが、俺は巨人ファンだ!」というおじさんが息巻いておりました。昭和は遠くなりにけり、です。

降る雪や明治は遠くなりにけり(中村草田男)


帰宅後ラジオで観戦しようとおもったのですが、ベイエフエムの鉄ちゃん特集に引っ張られてしまいました。パーソナリティーの小島さんがうまく転がしていましたよ。

音高き空荷の貨車や春寒き(高梨和代)

野球の方は少なくとも、解説者だけはチェックしようと渡り歩いてみました。
NHK宮本真也、TBS佐々木カズヒロ、文化山崎裕之、日本放送江本猛の各氏でした。開幕戦で各チームがエースを送り込むのですから、各放送局もエースでしょう。だとすれば、NHKの宮本さんは抜擢でしょう!

金曜日の夜なので夜更かしして坂崎コオノスケさんの番組を聞きました。大滝エイイチさんの曲が沢山かかり、改めて、いいなあ!と心地好く就寝いたしました。