(巻十二)旅に病んで夢は枯野をかけ廻る(芭蕉)

8月28日日曜日

ネットで俳誌が読めますので拝読いたしております。

甚平や一誌持たねば仰がれず(草間時彦)

師系というのでしょうか会派でずいぶんと作風がちがうなあと実感しているところでございます。

落葉舞ふ流派それぞれ面白し(柳ヶ瀬正昭)

今のところ会報購読の予定はございませんが、もしお願いすることになるとすれば船団(坪内稔展氏)よりは櫂(高橋将夫氏)かな感じるところでございます。

ほろ苦きものに箸ゆく遍路宿(坂本徹)

また、新聞・雑誌に投稿されている無数の句から心に響く句を見つけ出すことも楽しみでございます。

我慢して類句の奥に名句あり(筑紫磐井)