(巻十五)ちちははの逝きて安心秋澄みぬ(岡本高明)

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6月6日火曜日

この街でも烏はゴミを漁っている。そしてここの烏も賢く用心深い。
五、六羽が大騒ぎでゴミ袋を振り回していたのでガラ携を向けて一撮を試みた。すぐに誰かに見られていることに気付き四散してしまった。

からすめは此の里過ぎよほととぎす(西鶴)


今日一日一句にすると、

居眠りを大目に見られ鼻っかぜ(潤)

である。有難いことである。
さて今宵は“やまかけ”に致そうと“ときわ食堂”の暖簾をくぐった。親爺も少しは顔を覚えてくれたようだ。

“やまかけ”の句はないが、

織部から唐津にそそぐとろろ汁(永六輔)