本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集」

独り碁や笹に粉雪(こゆき)のつもる日に(中勘助)


昨晩は弁当ということになり、新柏のスーパーでかつ弁当を仕入れて帰宅した。
細君の薄味料理に馴らされているためか、やたらと塩辛く感じた。
ゆくゆくは、仕出し弁当や給食のお世話になりそうだが、そちらにも慣れておかねば!

コンビニの短き箸の夜食かな(小高根千尋)

今朝は新入社員の初通勤でした。
黒服は相変わらずですが、中型ケースを転がしていく新人が多いのは例年と違うようだ。

返事よき ことが何より 一年生 (井上 實)


中野孝次氏が語っておられた、徒然草九十三段を昼休みに書き写してみました。

徒然草九十三段
またいはく、「されば、人、死を憎まば、生を愛すべし。存命の喜び、日々に楽しまざらんや。愚かなる人、この楽しびを忘れて、いたづがはしく外の楽しびを求め、この財を忘れて、あやふく他の財をむさぼるには、志満つ事なし。生ける間生を楽しまずして、死に臨みて死を恐れば、このことわりあるべからず。人皆生を楽しまざるは、死を恐れざるにはあらず、死の近き事を忘るるなり。もしまた、生死の相にあづからずと言はば、まことのことわりを得たりと言ふべし」と言ふに、人いよいよ嘲る。

2115時就寝