(巻十一)噴水の眠りし後の池袋(横井定利)

6月19日日曜日

朝日俳壇:

抜け道の柵守りたる蛇苺(友井正明)


朝のスーパーで西瓜を買いました。ネーミングは“ひとりじめ”となっておりました。
品種改良で西瓜の皮が随分と薄くなったことが切り分けて解りました。直径15センチの小ぶりの西瓜ですが、我が家では家族三人で二回に分けていただきました。

もてあます西瓜一つやひとり者(永井荷風)


西瓜は緑の地に黒のアクセントを持つ外皮と鮮やかな赤の果肉がある見た目にも美しく食べて美味しい果物ですが、かぶり付いて食べると衣服を汚すし種を出を出さなくてはいけないので、女子には不人気な果物でした。小玉にし、種を無し、スプーンで食べるようにすれば女子お一人様までをマーケットに取り込めるのではないでしょうか?

見られいて種出しにくき西瓜かな(稲畑汀子)