(巻十一)冬ぬくし地蔵に尋ねる分かれ道

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7月6日水曜日

入谷鬼子母神朝顔市をのぞいてみました。朝顔市は今朝の5時から金曜日の夜にかけて鬼子母神前言問通りの歩道で開催されています。
通勤の途中で南千住から日比谷線に乗り換え2駅目の入谷で下車し、入谷交差点出口を出ると会場は目の前です。
言問通り鬼子母神側が朝顔の出店で、反対側は普通の食べ物屋台です。食べ物屋台は専ら夜型の営業のようで朝の7時半に商売をしているところはございません。
朝顔の出店側の歩道はごった返していて、一鉢二千円の朝顔が結構売れているようでした。

朝貌や惚れた女も二三日(夏目漱石)

遅刻するといけないので、さっとお詣りして鶯谷駅に向かいましたが、途中で根岸の方へ少し足を入れてみました。近いうちに子規庵を訪ねてみたいと思っております。

童貞や根岸の里のゆびずもう(仁平勝)

鶯谷駅に近づくとホテル街ですが、広々としたベッドの写真を壁面に掲げ、料金も明瞭に表示して健全な営業をしているご様子でした。ベッドと同様に浴室も重要なシーンですので、宣伝されてはいかがですか?

このあたりホテルばかりの白夜かな(久保田万太郎)

8時ころホテル街を通りましたので一仕事終えたカップルに出合うかなと期待いたしましたが、遭遇することなく鶯谷駅に到着し私の朝の一仕事を終えました。

萩ひと夜乱れしあとと知られけり(小倉湧史)