2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

(巻三十八)売れさうな話に縮む鮑かな(松本幸子)

9月8日金曜日 (巻三十八)売れさうな話に縮む鮑かな(松本幸子) 雨。台風が来て停電になる前にやりましょう!という。で、洗濯と掃除機がけを致した。 誕生日ということでお祝いのメッセージを頂く。 終日机に向かっているが、ただ座っているだけ。 『台風13…

(巻三十八)諸説ある中のひとつの青嵐(高橋龍)

9月7日木曜日 (巻三十八)諸説ある中のひとつの青嵐(高橋龍) 曇り。台風の進路が西にブレたとのことで、影響が長引くらしい。明日の買い物を避けるため生鮮品を買って来るようにとのこと。 鶏の唐揚げ用、豚もも薄切り、なす、ニンジン、卵、食パンを買う。…

「キンタロー。女一発屋 - 山田ルイ53世」一発屋芸人列伝 から

「キンタロー。女一発屋 - 山田ルイ53世」一発屋芸人列伝 から 一人の男が、食い入るようにテレビを見つめている。場所は彼の自宅。画面に写し出されているのは、“ブルゾンちえみ”である。御存じ、2017年の「24時間テレビ」(日本テレビ)においてチャリティ…

(巻三十八)目借時拾ってしまう捨て台詞(細野月を)

9月6日水曜日 (巻三十八)目借時拾ってしまう捨て台詞(細野月を) 曇り。細君は月詣りの記帳に出かけた。あれで心が鎮まるならよかろう。私には信じるものがないからいつもジタバタしている。 細君外出につき、昼飯はカップ麺(担々麺)とパック赤飯。カレーう…

(巻三十八)どつと夏手足の長き女の子(武藤節子)

9月5日火曜日 (巻三十八)どつと夏手足の長き女の子(武藤節子) 晴れ。洗濯物干し、布団干し。生協の往き復えりにトイちゃんにスナックをあげた。 ときわの高橋さんから分かったら教えてくれと頼まれていた高橋さんの同郷の友で私の職場の先輩である市川さん…

(巻三十八)幸福だこんなに汗が出るなんて(雪我狂流)

9月4日月曜日 (巻三十八)幸福だこんなに汗が出るなんて(雪我狂流) 雨。のち曇りで洗濯を致す。細君は妹と長電話。義弟の再雇用期間が終わるらしい。有能な人だから直ぐに口はかかるだろうが条件は落ちるだろう。 ゴミ出しの帰りにトイちゃんに一袋。本当に…

「釣鐘の音 - 井伏鱒二」講談社文芸文庫現代日本のエッセイ井伏鱒二・三浦哲郎編

「釣鐘の音 - 井伏鱒二」講談社文芸文庫現代日本のエッセイ井伏鱒二・三浦哲郎編梵鐘[ぼんしよう]を鳴らすには、撞木[しゆもく]につけてある縄を引張って鳴らす。「ごおん」という音は、縄を引張る人の肩に沁みわたり、胸のなかを走りぬけて足のかかとか…

(巻三十八)番頭で終りし父よ父の日よ(吉田かずや)

9月3日日曜日 (巻三十八)番頭で終りし父よ父の日よ(吉田かずや) 晴れ。朝家事は掃除機がけと布団干し、洗濯・外干し。ゴミ出しの帰りにトイちゃんを呼び出して一袋。 俳壇が届き、 星祭りすべてはこのよだけのこと(近藤史紀) を書き留めた。“よ”の仮名をど…

(巻三十八)うららかや牛乳瓶の蓋は紙(増田植歌)

9月2日土曜日 (巻三十八)うららかや牛乳瓶の蓋は紙(増田植歌) 晴れ。朝家事は昨日引き取ってきてカバーかけた毛布三枚の風通し。 杞憂あり明けて朝来て毛布干す(鈴木明) そのあと、お米、お茶、私の朝食用品を買いに生協へ行き、帰って洗濯・外干しをいた…

(巻三十八)ぱたぱたと露店が出来て宵戎(滝尻芳博)

9月1日金曜日 (巻三十八)ぱたぱたと露店が出来て宵戎(滝尻芳博) 昨日のカレーうどんの影響が今朝まで残った。下痢ではないがガスが溜まる。とにかく非常食としては私には好ましくないようなので備蓄品は赤いきつねに戻そう。そうだ!今日は9月1日だ! 晴…

「猫 - 井伏鱒二」講談社文芸文庫現代日本のエッセイ井伏鱒二・三浦哲郎編

「猫 - 井伏鱒二」講談社文芸文庫現代日本のエッセイ井伏鱒二・三浦哲郎編 私のところでは猫を一ぴき飼っている。十二年前に迷いこんで来てそのまま居ついている。そのころ鼠が出て困ったので、うちの者が知り合いのところで子猫を一ぴき貰って来ると、偶然…

(巻三十八)警笛に遅れ寒夜の貨車過ぎる(日野晴光)

8月31日木曜日 (巻三十八)警笛に遅れ寒夜の貨車過ぎる(日野晴光) 晴れ。今日は湿度が低いとの予報だそうだ。蝉の声が聞こえないけど秋の兆しでしょうかねえ~、と細君が独白。 朝家事はなし。細君は郵便局とアリオに出かけた。 ちょうど細君が留守の11…