2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

自画自虐

Borrowed scenery. Thanks, Mr. Hattori.

(巻四十)高年の時間持ち寄る余花の下(出口善子)

4月11日木曜日 (巻四十)高年の時間持ち寄る余花の下(出口善子) 曇り晴れ。朝家事多し。先ず、自分の洗濯、それから細君の綿毛布洗濯補助、箪笥の衣類の風通し。 私にはどうでもよいことだが、朝刊が届いていなかったそうで、販売店に電話をしていた。新聞配…

自画自虐

(巻四十)青カビのチーズの固き余寒かな(徳原伸吉)

4月10日水曜日 (巻四十)青カビのチーズの固き余寒かな(徳原伸吉) 顔本にほぼ毎朝投稿される、「おらが湊鐵道応援団」という動画を毎朝拝見し、主人公の猫「ミニさむ」を愛でている。今朝は私が「いいね」のトップを取った!食い物につられての関係でないところ…

(巻四十)人の死を願ひて怖し初詣(足立泰佑)

4月9日火曜日 (巻四十)人の死を願ひて怖し初詣(足立泰佑) 雨風強し。花嵐。朝家事はなし。細君の歯科予約があり、保護者として先導致す。痴呆ではないが強度の方向音痴のため道に迷うことがある。春の嵐のなかさ迷うのは劇中なら様にもなろうが、面倒なこと…

自画自虐

Borrwoed scenery, from Kitamura san's

(巻四十)年新た金庫に収む死後のこと(上村嘉延)

4月8日月曜日 (巻四十)年新た金庫に収む死後のこと(上村嘉延) 曇り。朝家事は掃き掃除だけ。アエラの大学合格特集第二弾を御所望とのことでアリオの紀伊国屋へ参る。第二弾には地方国立大が含まれるそうで、そこが御関心とのことだ。 私も買いたい書籍があり…

「金の話 菅原健」随筆集化学の小径 から

「金の話 菅原健」随筆集化学の小径 から キンであれカネであれ、とにかく金の話であるといえばすぐ飛びついてくる人があるかと思うと、ある人は賤しいことと眉をひそめる。昔学生の中にも金縁眼鏡をかけたり金側時計をもったりするものがあったが、ことさら…

(巻四十)かと言つて何事もなきお元日(谷川治)

4月7日日曜日 (巻四十)かと言つて何事もなきお元日(谷川治) 曇り。朝家事は洗濯、あまりよい天気ではないが外干し。自室の窓から桜通りを眺める。桜盛りなり。 俳壇が届き、 あれは夢これは現[うつつ]と大朝寝(吉部修一) 人生は落第しても卒業に(二宮正博)…

自画自虐

Borrowed scenery from Hattori san's. Thanks

「刑法 自動車事故における過失の判断 - 名古屋大学教授斎藤彰子」法学教室 2024年3月号

「刑法 自動車事故における過失の判断 - 名古屋大学教授斎藤彰子」法学教室 2024年3月号 名古屋高裁令和5年9月5日判決 ■論点被害者の動静に関する予見可能性の判断〔参照条文〕自動車運転致死傷5条 【事件の概要】本件事故の被害者Aは、自転車(以下「A車」…

(巻四十)本を持つ手より眠りぬ日向ぼこ(広田絹子)

4月6日土曜日 (巻四十)本を持つ手より眠りぬ日向ぼこ(広田絹子) 雨が一生懸命に我慢しているような曇り。朝昼夕の抗生物質の服用開始。歯痛は緩和。朝家事は特になし。洗濯物をストーブで乾かした。 生協までお米ほかを買いに出かける。桜通りも花盛り。 固…

「商法 デッドロック状態の株式会社における解散の訴え - 東北大学准教授石川真衣」法学教室 2024年 3月号

「商法 デッドロック状態の株式会社における解散の訴え - 東北大学准教授石川真衣」法学教室 2024年 3月号東京高裁令和5年3月9日判決■論点株主間の不和による会社の意思決定の不能は会社法833条1項に定める解散事由にあたるか。〔参照条文〕会社法833条1項【…

(巻四十)小鳥来るここに静かな場所がある(田中裕明)

4月5日金曜日 (巻四十)小鳥来るここに静かな場所がある(田中裕明) 歯痛、鎮痛剤では治まらず。たまたま今日は歯科検診の予約日だったので、電話を入れてお掃除に加えて治療をお願いした。うまく空いていたらしく、お掃除後に治療の運びとなる。 小雨。二月の…

「ルール違反を減らすには - 川出敏裕」法学教室 2024年3月号

「ルール違反を減らすには - 川出敏裕」法学教室 2024年3月号 先日、通勤のバス内で、「自転車も乗れば車の仲間入り」という標語とともに、自転車の利用者に交通ルールを守るよう呼びかける車内アナウンスが流れていた。自転車は、道路交通法上、「軽車両」と…

自画自虐

(巻四十)着陸機の腹過ぎてゆく蜆採(本井英)

4月4日木曜日 (巻四十)着陸機の腹過ぎてゆく蜆採(本井英) 今日は清明だそうだが、曇り。鎮痛剤効く!根本的治療ではないが、根本的な原因は加齢。 朝家事はなし。買い物もなし。読む本もなし。で、朝っぱらからお絵描きいたしたが、地震がきたら倒れそうな虹…

「退職後:おひとりさまの暮らし - 内田正治」タクシードライバーぐるぐる日記 から

「退職後:おひとりさまの暮らし - 内田正治」タクシードライバーぐるぐる日記 から 私は2016年10月15日で退社した。65歳だった。退職後、おひとりさまの生活が始まった。もう朝の5時30分に起きだして、眠い目をこすりながら身支度を整え、会社に行く必要も…

(巻四十)天体や桜の瘤に咲くさくら(柿本多映)

4月3日水曜日 (巻四十)天体や桜の瘤に咲くさくら(柿本多映) 曇り。午後からは雨らしい。朝家事は洗濯、部屋干し。納豆が切れるので、買い物に出掛けた。公園にフーコが居たのでスナックをあげた。なつかない猫だ。午後は散歩できそうにないので足を伸ばして…

「ルーティーン:私の、ふだんの一日 - 内田正治」タクシードライバーぐるぐる日記 から

「ルーティーン:私の、ふだんの一日 - 内田正治」タクシードライバーぐるぐる日記 から 朝7時すぎ、50台ほどのタクシーが動き出す。「A勤」の出庫の時間だ。10台ずつが数珠つなぎで間隔を置かず一般道へ出ていく。さあ、またタクシードライバーの一日が始ま…

(巻四十)妻はいまローマ辺りかおでん酒(会田恥芽)

4月2日火曜日 (巻四十)妻はいまローマ辺りかおでん酒(会田恥芽) 穏やかな晴れ。朝家事は無かったが、大学合格発表号のアエラほかを買ってきてくれと頼まれアリオと駅前のリリオに歩いた。途中、クロちゃんに挨拶。スナックを食べず。体力を蓄える季節は終っ…

自画自虐

月初めなので蓮光寺さんの掲示板にお参りした。 お言葉は「生えて困る草を 勝手に雑草と呼んでいました。」でした。 私はお言葉を「お前は自己中であるぞ!」と解しましたが、それを戒めているのか戒めていないのか私にはわかりません。 Since it was the be…

(巻四十)自らを頼む明け暮れ年新た(楠元輝子)

4月1日月曜日 (巻四十)自らを頼む明け暮れ年新た(楠元輝子) 曇り晴れ。朝家事は洗濯、外干し。玄関掃除、ベランダ掃除。 昼飯喰って、一息入れて、散歩。葛飾野高校のグランドでは野球、修徳学園ではサッカーと部活。白鳥のファミマで珈琲を喫す。今日はホッ…

随筆筆写控え帳

随筆筆写控え帳 「酒の讃と苦笑 - 若山牧水」ほろ酔い天国 から 「「エサ」と酒 - 中島らも」ほろ酔い天国 から 「魂のサバイバル - 吉田類」私の「貧乏物語」 から 「最初の一歩は自分の心から - 高田明」私の「貧乏物語」 から 「無口なほうですか? - 村上…

「酒の讃と苦笑 - 若山牧水」ほろ酔い天国 から

「酒の讃と苦笑 - 若山牧水」ほろ酔い天国 から それほどにうまきかとひとの問ひたらば何と答へむこの酒の味真実、菓子好の人が菓子を、渇いた人が水を、口にした時ほどのうまさをば酒は持っていないかも知れない。一度口にふくんで咽喉を通す。その後口に残…

(巻四十)亡き人のよき文を読み冬に入る(小野田健)

3月31日日曜日 (巻四十)亡き人のよき文を読み冬に入る(小野田健) 晴れ。無風。桜咲く。朝家事は掃除機がけ。台所の敷物を通路で叩いたときに桜通りを見下ろすとチラホラと開いていた。 桜通りを通って生協へ。ここの桜は高いところに咲くので、“親近感”が湧…