(巻十一)青梅に眉あつまれる美人哉(蕪村)

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5月9日月曜日

朝は機嫌がよくないと解っていながら出掛けに細君のヒステリー発症ボタンを押してしまいました。(反省です。)
そもそもの伏線は昨晩寝る前に細君から一言あり、いらっとして床についたところにあるのですが、あの名句を思い出して“穏やかなる”を心掛けるべきでした。

節分や灰をならしてしづごころ(久保田万太郎)

会社に着けば、パソコンが言うことを聞かず、ITの方の手を煩わせてしまいました。何かと不都合の多い連休明けでございます。

自在なる老いとはならず穴惑い(金子秀子)


そんな反省気分のところに細君からメールがあり、電話が欲しいと言う。
関係改善を期して丁重に電話を差し上げると、生命線にしている駅前のスーパーが規模を縮小して“百均”が入ると言う知らせでございました。特に衣料品がなくなるので今晩帰宅の前に寄って下着類を確保した方がよいとの連絡でございました。

均一の古書を漁りて風邪心地(遠藤若狭男)

Eコマースでデパートを含めて衣類の小売店が打撃を受けているのは分かっていましたが、革命の影響はじわりじわりと押し寄せてまいりますねえ!

身にしむや洋服を売る呉服店(山口恵子)

(一部片付けられた売り場、帰宅時撮影)