2026-01-01から1ヶ月間の記事一覧

(巻四十七)月並な荷風の墓のあたたかし(松井宏文)

1月30日金曜日晴れ。北風やや強し。朝家事は掃除機がけ、ほか。OB会から会報と会費振替紙が届く。10時半前から散歩に出かけ、郵便局に寄ってさっさと会費を納めた。ダイコクを訪ねたが不在。風が吹くと出て来ないようだ。家猫さんなのかもしれない。リハビ…

(巻四十七)風に聞け何れか先に散る木の葉(漱石)

1月29日木曜日穏やかな晴れ。朝家事は洗濯。細君が生協から戻るのと入れ替わりに散歩に出た。少し遠回りをしてダイコクのところに行く。今日は居てくれて懐いてくれた。撫で撫で、掻き掻きも嫌がらない。鳴き声に甘えがある。食事は三分の二袋。この猫さんも…

(巻四十七)五月闇ひそと仕掛ける殺鼠剤(吉川佳生)

1月28日水曜日曇り。風冷たし。朝家事は拭き掃除、ほか。散歩日和ではないが猫さんたちに会いたくて10時過ぎに家を出た。この風向きと日射しではいないだろうと思ったがダイコクを訪ねてみた。やはり居らず。リハビリ病院の売店で珈琲を買い、亀二都住に入…

「九皐陋巷[きゅうこうろうこう] ー 松浦寿輝[まつうらひさき]」文藝春秋社刊 黄昏客思[こうこんかくし] から

「九皐陋巷[きゅうこうろうこう] ー 松浦寿輝[まつうらひさき]」文藝春秋社刊 黄昏客思[こうこんかくし] から九皐陋巷午後七時に南青山の骨董通りからちょっと入ったレストランでどうしても出なければならない集まりがあり、それならばその一時間ほど前に家…

「返りネコ ー 乾信一郎」猫のエッセイ珠玉の35選 から

「返りネコ ー 乾信一郎」猫のエッセイ珠玉の35選 からただの一度だけ、ひとさまにわが家の子ネコをさしあげたことがある。その前にもその後にもない、まことに重大事件であった。戦争が終って間もないころ、兵隊から返されてくると、自宅は焼けてなくなり…

(巻四十七)なんだこの後ろめたさはチューリップ(大塚迷路)

1月27日火曜日穏やかな晴れ。朝家事は洗濯、その他細々としたこと。で、散歩に出かける時刻が10時半近くになってしまった。家を出てダイコクのところに直行し、4日振りに彼女に会う。足に纏わり付くなど甘えのパフォーマンスをしてから食卓に付いて正座の…

「翻訳の神様 ー 村上春樹」新潮文庫 村上春樹雑文集 から

「翻訳の神様 ー 村上春樹」新潮文庫 村上春樹雑文集 から僕はいちおう小説家が本業で、翻訳は副業ということになっている。実際にそのとおりで、小説を書いているときは、何よりもまず小説の仕事を優先する。毎日早朝に起きて頭がいちばんクリアな時間に集…

(巻四十七)面接の夏めく膝にある両手(上西左大信)

1月26日月曜日晴れ。空気冷たし。朝家事は特に無し。細君が生協から戻るのと入れ替わりに散歩に出かけた。少し遠回りして梅など愛でてからダイコクを訪ねたが不在。リハビリ病院の売店で珈琲を買い、亀二都住に入る。すぐにお雪、シンちゃん、クロちゃんと集…

「にしんの話 ー 村上春樹」 新潮文庫 村上春樹雑文集 から

「にしんの話 ー 村上春樹」 新潮文庫 村上春樹雑文集 から(その昔、嵐山光三郎さんが編集長をつとめていた「ドリブ」 という雑誌のために書きました。1980年代半ばのことだったと記憶しています。「ドリブ」は終始一貫して元気の良い雑誌だった。その後『新…

(巻四十七)死ぬはよし寝たきりはいや草を引く(橋本喜美代)

1月25日日曜日晴れ。北風やや強し、風冷たし。朝家事は洗濯と掃除機がけ。10時ころから散歩に出かけた。土日祝日はリハビリ病院の売店がお休みなので珈琲を7ー11で買うことになり、そのため散歩のコースも図書館、曳舟川遊歩道、お稲荷さん、蓮光寺通り、7ー…

「牡蠣フライの話 ー 村上春樹」新潮文庫 村上春樹雑文集 から

「牡蠣フライの話 ー 村上春樹」新潮文庫 村上春樹雑文集 から寒い冬の夕暮れに僕はなじみのレストランに入って、ビール(サッポロ中瓶) と牡蠣フライを注文する。 る。この店には五個の牡蠣フライと八個の牡蠣フライというふたつの選択肢がある。とても親切…

(巻四十七)わが部屋の鏡を君が初鏡(榮猿丸)

1月24日土曜日晴れ。もしそれが冬ならこんな日がいいなと思うような好天。朝家事は特に無し。細君は10分ほどのところにある白鳥生協へ出かけて、迷わずに帰宅。10時半前に散歩に出かけて、先ず図書館に寄り1冊返却して4冊借りた。特集コーナーのテーマは「…

(巻四十七)ためらいを振り切つてより旅うらら(田村英一)

1月23日金曜日穏やかな晴れ。長閑さや、そちらの雪の気にかかり(拙句)※春の季語ですが、そんな陽気です。朝家事は洗濯。その他布団干しなど細かなことを言いつかる。源泉徴収票が揃う。あとは区からの医療費の資料。10時20分ころから散歩に出かけた。ダイ…

「外房の離れ小島の老人力 ー 赤瀬川原平」ちくま文庫 老人力 から

「外房の離れ小島の老人力 ー 赤瀬川原平」ちくま文庫 老人力 から去年(一九九八年)は千葉県の外房の小さな島で、老人力を見た。本当に小さな島で、太海の港から櫓のついた手漕ぎの舟に乗せてもらって渡る。距離はそんなになくて、泳ぎに自信のある人なら裸…

(巻四十七)梶の葉にぴんぴんコロリ願ひけり(草間時彦)

1月22日木曜日晴れ(お稲荷さんは4円分の御利益を施して下さったようだ)。朝家事は特に無し。細君は美容室へ出かけた。午前中を独りで過ごす。昼飯はレトルトカレーとカップ麺。細君、200円のあんパンを土産に帰宅。1時半から散歩に出かけた。先ずダイコクの…

(巻四十七)囀りを身籠る山のありにけり(をがはまなぶ)

1月21日水曜日曇り。空気冷たし。朝家事は洗濯。細君が生協から戻るのと入れ替わりに散歩に出かけた。先ず、ダイコクに会いに行ったが、ワカちゃんも居て2匹の間を行ったり来たりした。ワカちゃんは人情の機微をつかむ猫さんのようで食後にクネクネダンスを…

(巻四十七)人生の袋小路で春を待つ(二宮正博)

1月20日火曜日曇り、北風やや強し。寒波が来るとの由。朝家事は拭き掃除。10時ころから散歩に出た。富士の湯の前の公園の改修工事の様子を見に行く。春には竣工するのだろうがまだどのような公園になるのか輪郭もつかめない。富士の湯の前を通りダイコクを訪…

(巻四十七)本当のわたしのいないクリスマス(三浦節子)

1月19日月曜日曇りのち晴れ。朝家事は洗濯。細君が生協から戻るのと入れ替わりに散歩に出かけた。先ず、ダイコクを訪ねた。ダイコクも足音で私が分かるようになってきたようで呼ぶ前に生け垣から出てきた。すぐにはスナックを欲しがらず、私の足に体をすり寄…

(巻四十七)ただ丸きことのめでたさ冬満月(鳥海悦子)

1月18日日曜日晴れ。朝家事は特に無し。10時ころから散歩。図書館で2冊返却し1冊借りてお稲荷さんにお詣り。私のそろそろポックリ御陀仏、細君の健康、猫さんたちの安全、皆様の御加護、ロマンチックな出会いを祈願して54円献納いたした。4円は細君が美容室…

(巻四十七)今日何も聞かないための冬帽子(松山りさ)

1月17日土曜日晴れ。朝家事は洗濯と掃除機がけ。10時ころ団地の管理事務所へ行き、家賃の据え置き申請書類(申請書、住民票、地方税証明)を提出し、受理された。結果は後日。一度戻ってから散歩に出かけた。先ず図書館に寄り2冊返却して2冊貸出を受けた。つい…

(巻四十七)どの鍵も拒む鍵穴冬薔薇(津川絵理子)

1月16日金曜日晴れ。朝家事は特に無し。細君が買い物から戻ったのと入れ替えりに散歩に出かけた。ダイコク、リハビリ病院の売店、亀二都住、生協というコースを歩く。変化を付けようと、狂い咲き梅を観に行った。今年も狂って満開である。ダイコクは公園の反…

(巻四十七)このままで死ぬことも考へ穴惑(行方克巳)

1月15日木曜日晴れ。朝家事は洗濯。10時過ぎから散歩に出かけ、先ずダイコクを訪ねた。公園では保育園児が遊んでいたが、ダイコクはあまり気にしていないようで私の足に体をすり寄せてから通路の壁に上り、鳴き声をあげてスナックの催促。スナックを2袋あげ…

(巻四十七)人生は落第しても卒業に(二宮正博)

1月14日水曜日晴れ。細君は記帳にお出かけし、午前の2時間ほどを静かに過ごし(せ)た。彼奴の留守に買い置きの半分残っていた焼酎を排水口に流して処分した。やはり寝酒は夢見が濃くなるようで宜しくない。昼飯はレトルトカレーカップ麺。それなりに旨し。腹…

(巻四十七)あれは夢これは現と大朝寝(吉部修一)

1月13日火曜日晴れ。南風強し。朝家事は洗濯。10時半ころから生協へ出かけ、亀二都住にも寄って猫さんたちと交遊いたした。クロちゃんも来て、仲良く食事をしていたのだが、終わり際に残り物のことでお雪がクロちゃんに猫パンチを見舞う。一度遠ざかったクロ…

(巻四十七)さんざんの世間を断ちて白障子(賓田昭)

随筆集、著者など、御推薦を戴ければありがたく存じます。自己中で結構です。 1月12日月曜日穏やかな晴れ。朝家事は特に無し。団地の管理事務所で頂いた家賃据え置き申請の手続き案内書を二人で確認した。提出資料の住民票はマイナンバーの記載されていない…

(巻四十七)落ちながら瀧であつたと気付くのか(池田澄子)

1月11日日曜日晴れ。南風。朝家事は洗濯と掃除機がけ。10時半過ぎから散歩に出かけた。先ず図書館に寄り2冊返却した。次にお稲荷さんにお詣り。ちょうど猫爺さんがコンちゃんに食事をあげていた。猫爺さんと新年の挨拶を交わす。お稲荷さんには56円献納して…

(巻四十六)長女みななべて勝気や一葉忌(徳原伸吉)

1月10日土曜日晴れ。10時過ぎに団地の事務所に家賃据え置き申請書類を頂きに行く。所得証明の住民税課税・非課税証明書のほかにやはり住民票も必要だ。記入事項は名前程度。昼飯は磯辺巻き。で、1時過ぎから散歩に出かけた。先ず、ダイコクに会いに行った。…

(巻四十六)小春日やゆつくり来いと残されて(柘植岸子)

1月9日金曜日晴れ。細君はコレステロール検診でお出かけになり、独り静かに2時間ほど過ごした。ポンパドールのフランスあんパンを土産に帰ってきたが、帰ってくると騒がしい。昼飯を食べてから、家賃の据え置き申請に必要な課税(非課税)証明を頂きに駅前の区…

「刑訴法 接見等禁止の裁判に対する不服申立て ー 一橋大学教授 緑大輔」法学教室2025年12月号

「刑訴法 接見等禁止の裁判に対する不服申立て ー 一橋大学教授 緑大輔」法学教室2025年12月号最高裁令和7年8月14日第三小法廷決定■論点勾留中の被疑者に対する接見等禁止をする際の「罪証を隠滅すると疑うに足りる相当な理由」の存否に関する審査・判断の在…

(巻四十六)マウンドのひとつ頷く玉の汗(咲間源文)

1月8日木曜日晴れ。空気冷たし。朝家事は特に無し。10時過ぎから散歩に出かけた。先ずお稲荷さんにお詣りして私のポックリ、細君の健康、猫さんの安全、皆様の御加護、ロマンチックな出逢い、を祈願して50円を献納した。コンちゃんにはスナックを3袋進呈した…