「俳句における近代と反近代(一) － 外山慈比古」中公文庫 省略の文学 からいまから五十年前、イギリスはケンブリッジ大学に、すこし風変わりな英文学の教師がいた。彼はあるとき、学生に作者の名を伏せた詩をいくつも読ませて批評を書かせた。こういう方法…

再High-tech shipping containers, March 1st 2014 P78 (海上コンテナセキュリティ) Ask somebody to name the most important inventions of the second half of the 20th century, and you may hear of the silicon chip, the contraceptive pill or the h…

１２月２２日日曜日税務事務所から区民税の納付書が送られてきた。給与からの特別徴収から一般徴収に変わったのですぐに徴収の通知が来るわけだ。が朝、早々と朝日俳壇をもってきて小春日の今撮れと噴く桜島(青野迦葉)を書き留めたという。携帯ので繋がりも…

「いい気な「おせち」を叱る － 東海林さだお」文春文庫 タコの丸かじり からおせちはこのところ、少しいい気になっているのではないか。この正月、おせち料理とつきあって、なにかこう釈然としないもの、腑におちないものを感じた方々も多かったのではない…

Cut-price economics － The Economist August 10th 2019 消費財の価格メカニズムPrices for many consumer goods do not move the way economists reckon they should Two years ago British chocoholics felt the pinch from the decision to leave the Eu…

１２月２１日土曜日午前は家事で午後散歩が暮らしのリズムになってきた。午後は南に歩いた。年賀状をさくら通りのポストに入れ、今日は新道を６号線まで歩いみたが、新道沿いは何もない。やっているのかいないのか分からないような中華屋が一軒(やっていた)…

自己嫌悪ご自愛せねばクリスマス 自己中心だったり自己嫌悪したり自己顕示が強かったりとありますが、自愛できることが大切ですよね。 尻さむし街は勝手にクリスマス(仙田洋子)

「コミケット・世界最大のマンガの祭典 － 米沢嘉博」宝島社文庫 「おたく」の誕生 から共通語としてのマンガまず、わかってもらわなければならないのは、同人誌とは自己表現のためのメディアであり、コミケットとはそうした同人誌を一般に向けてアピールす…

Fossils fill out our family trees － by Nicholas St. Fleur NYT April 17 2019 先人類Many different kinds of human species have walked the Earth Homo sapiens is a pretty impressive species. We built the pyramids, landed on the moon and creat…

(巻二十四)水洟やことさらふかく争はず(望月健)１２月２０日金曜日要は馴れと諦めであります。朝から掃除、布団干し、排水管の掃除とさばいたが、それでもにはまだたっぷりと時間があるのです。そう思えば、からの次から次と出てくる家事指令もまあ我慢でき…

○著者と酌む読後のホットウイスキー（潤） 酒随筆は結構な本数を控えています。 私のウイスキイ史（山口瞳） アル中ハイマーの一日（山田風太郎） ひとりでお酒を飲む理由（山崎ナオコーラ） など。 ナオコーラさんの作品はおすすめ。 酒みずく（山本周五郎…

「料理人は片づけながら仕事をする ー 伊丹十三」ちくま文庫 カレーライス大盛り から私が料理を始めた動機というのは、ごく愚劣なものなのです。まあお聞き下さい。二年ばかり前、私ども夫婦は半年ばかりロンドンで暮した。ハムステッドにフラットを借りて…

再Safety thirst, May 7th 2011 P72 (安全な投資先不足と国債の低金利) Last month Standard and Poor's, a rating agency, lowered its assessment of American public debt from“stable”to“negative”, saying there was a one-in-three chance that it wou…

(巻二十四)あいまいな空に不満の五月かな(中澤敬子)１２月１９日木曜日昨日の聴取された内容を記憶が消えないうちに書き留めておこうと久しぶりに夜なべをいたした。天高く事情聴取はつづきをり(櫂未知子)何事も知らずと答へ老の春(高浜虚子)このことについ…

「専門バカと普通のバカ － 中島義道」新潮文庫 私の嫌いな１０の人びと から「おれ、バカだから」と言う人って、じつはほんとうにバカなのです。バカであることはその言動のすべてから明らかであるのに、話がややこしくなるとすぐこう言う。そして、窮地を…

再Antibiotic resistance, May 3rd 2014 P54 (抗生物質耐性) If it burns when you urinate, then you probably have a urinary-tract infection (UTI). Until recently, a short course of oral antibiotics would wipe out the bacteria causing the probl…

１２月１８日水曜日ヤフー!のブログが完全に閉鎖されたようだ。ヤフー!からこのブログに来てくれていたマリさんから見られなくなった！と問い合わせがございました。マリさんは読んでいてくれたんだ。とあるお役所から事情聴取を受けることになり、大手町ま…

関税局―貿易統計１１月分 １2月18日 Trade statistics for November 2019 https://www.customs.go.jp/toukei/latest/index_e.htm

「むらさき屋 － 大佛次郎」徳間文庫 猫のいる日々 から日本の、と断るまでもないが、歌舞伎の歴史を書いた本を見ると、その時代に出た俳優を中心のものばかりである。日本の、といえるわけは、外国では広く演劇史であって、その時々の俳優は小さくしか扱っ…

The Latin American left, June 14th 2014 P36 (南米左翼) (A writer's recantation highlights the intellectual failures of the Latin American left) Leave aside Gabriel Garcia Marquez, and no writer has done more to shape the mental image that …

１２月１７日火曜日寒々とした一日でございまして、冬籠りでございました。朝寒や今日より若い日はあらず(内藤悦子)One paragraph essay clubに参加申込みがあり、その方は今のところ５グループに所属しているだけなので承認しました。プロフィールを見てみ…

「四国遍路はウドンで終る(一部) － 丸谷才一」文春文庫 食通知つたかぶり から戦後二大ネーミングといふものがある。サツポロ・ラーメンと讃岐うどんがそれで、あれがもし、北海道ラーメンと高松うどんだったら、今日のやうに天下を制圧することは不可能で…

再Standard procedure “reasonable patent royalties”, May 11th 2013 P76. (標準規格特許使用料) (If companies cannot agree on “reasonable” patent royalties, courts must decide. How?) Almost by definition, people take standards for granted. The…

１２月１６日月曜日幾つから老い始めるかはそれぞれでちがうでしょう。除々に老いていく人もあれば、急に老け込む人もいる。慢性的な病と急病、どちらで連れて行かれるのか。山は暮れ野は黄昏の薄かな(蕪村)細君が買い物に出かけ、栗、昆布、シイタケと少し…

関税局―日米貿易協定関連資料公表 １２月１６日 CTB shares tariff, origin and other U.S.- Japan trade Agreement related documents https://www.customs.go.jp/kyotsu/kokusai/us.htm

「酒場から喧嘩も人生論も消えた － 赤塚不二夫」文春文庫 ８９年版ベスト・エッセイ集 から都会の酒場から、けんかが失われてしまって久しい。酒の上の政治談義や芸術論にエキサイトして、思わず殴り合ってしまう光景など、そのメッカといわれた新宿ゴール…

再Pretty profitable parrots, May 12th 2012 P62 (真似る) (For businesses, being good at copying is at least as important as being innovative) Every year Les Wexner, the owner of Victoria's Secret, a lingerie retailer, takes a month off to t…

１２月１５日日曜日昨日１４日土曜日の続きでございます。駿河台下の三茶書房で仕入れましたのは、生きがいの周辺 － 加藤秀俊(文春文庫)重ねてパイプのけむり － 團伊玖磨(朝日文庫)８８年版ベスト・エッセイ集(文春文庫)の三冊でございます。なかなか新し…

Dec. 15 2019 ○女酒暖炉はあらず湯舟かな(潤) 小咄で、 “そんじゃおめえ、なんでそんな男と所帯持ったんでえ？” “だって、寒かっただもん。” という艶っぽいのがありましたねえ～。 暖めてくれるのは風呂だけです。 風呂に入り肩まで冬を沈めけり(岡崎正宏)

Fooling Big Brother －The Economist August 17th 2019 生体認識(顔認識)からの防御As face-recognition technology spreads, so do ideas subverting it Powered by advances in artificial intelligence (AI), face-recognition systems are spreading li…