2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Waterfront Weekly

Waterfront Weekly 動物検疫―オーストラリアからの家きん輸入停止解除 4月9日 Poultry import ban lifted (Australia) Animal Quarantine Office announces that poultry import ban against poultry from Australia is lifted as the notice informs as und…

(巻二十九)炎天に一樹の影の地を移る(桂信子)

(巻二十九)炎天に一樹の影の地を移る(桂信子) 4月8日木曜日 朝の家事は、拭き掃除と毛布干しだけで余裕があった。 借りてきた『日本の名随筆93駅』は読み応えがある。 「上野駅 - 木山捷平」日本の名随筆93駅 から を読み終えたが、1950年代の上…

(巻二十九)鳥帰る土産忘れし急ぎ旅(本宮珠江)

(巻二十九)鳥帰る土産忘れし急ぎ旅(本宮珠江) 4月7日水曜日 確定申告のために税務署へ出かけた。8時半ころに葛飾税務署に到着し、玄関で検温と手の消毒をして庁舎に入る。受付番号は6番でした。9時の時点で待合室には40人ほどが座っていた。署員と或…

(巻二十九)時の日や一分おくれを正しけり(稲葉雄峰)

(巻二十九)時の日や一分おくれを正しけり(稲葉雄峰) 4月6日火曜日 ベランダのミカンが随分と蕾を付けた。 下世話な話が飛び込んできて久し振りに水辺のことなど紐解いた。 自分にはどうすることもできない将来の心配をして鬱になっているより下世話の話、…

(巻二十九)声掛けて体位交換花は葉に(岩永千恵子)

(巻二十九)声掛けて体位交換花は葉に(岩永千恵子) 4月5日月曜日 花が葉になる雨が降っている。雨が降っても一日おきの洗濯は致した。部屋干しである。 死に際にとつて置きたき春の雨(高野ムツオ) 死に際に雨音がしっかりと認識できるというのはあまりあり…

2/2「伝通院 - 永井荷風」日本の名随筆別巻94江戸 から

2/2「伝通院 - 永井荷風」日本の名随筆別巻94江戸 から 安藤坂は平かに地ならしされた。富坂の火避地[ひよけち]には借家が建てられて当時の名残の樹木二三本を残すに過ぎない。水戸藩邸の最後の面影を止めた砲兵工廠の大きな赤い裏門は何処へやら取除[…

(巻二十九)早起きは三文の徳殊に夏(高澤良一)

(巻二十九)早起きは三文の徳殊に夏(高澤良一) 4月4日日曜日 午後からは天気が崩れると云うので午前中に散歩した。1日に四千歩以上は歩こうとご町内を徘徊し、連光寺さんで御言葉を頂いた。 花散るや寺の掲示のレトリック(駄楽) 寺の掲示にレトリックはな…

1/2「伝通院 - 永井荷風」日本の名随筆別巻94江戸 から

1/2「伝通院 - 永井荷風」日本の名随筆別巻94江戸 から 吾々はいかにするともおのれの生れ落ちた浮世の片隅を忘れる事は出来まい。 もし其れが賑[にぎやか]な都会の中央であつたならば、吾々は無限の光栄に包まれ感謝の涙に其眼[そのめ]を曇らして、…

(巻二十九)胆石の写つていたる初写真(土井田晩聖)

(巻二十九)胆石の写つていたる初写真(土井田晩聖) 4月3日土曜日 家事:4部屋の掃除機掛け、洗濯、布団シート干しでした。 昼飯に肉マンと餃子を頂いた。 肉マンを二つ並べて四月馬鹿(駄楽) ラジオからは村上鞆彦氏解説の俳句番組が流れてきた。村上氏選の…

(巻二十九)逃げていてくれし狸や狸罠(鶴丸白路)

(巻二十九)逃げていてくれし狸や狸罠(鶴丸白路) 4月2日金曜日 週末の新聞片付けとゴミ袋つくりが家事と云えば家事でござった。 散歩はコンビニ珈琲と図書館でのハズレ本返却、ついでに生協というコースで本日は三千二百歩階段1回で終わり。 染井吉野は散…

2/2「侠客の種類 - 幸田露伴」日本の名随筆別巻94江戸 から

2/2「侠客の種類 - 幸田露伴」日本の名随筆別巻94江戸 から 斯して至る処に博奕が盛んになり博徒が多くなると、自然他所他国の親分達の面を合せる場面も多いから、互に敵愾心も起らう、自負心も負けじ魂も湧かう、勢ひ親分でも子分でも互に人間を磨き、他…

(巻二十九)四十雀拝観料をとらぬ寺(麻香田みあ)

(巻二十九)四十雀拝観料をとらぬ寺(麻香田みあ) 4月1日木曜日 家事は洗濯でベランダに干した。 午後は御召しがあり3ヶ月振りに都心へ向かう。一昨日のFM葛飾「汽車ポッポ」では営団地下鉄も昼間の利用者が減って大変だと言っていたが、そんなことはないよ…

1/2「侠客の種類 - 幸田露伴」日本の名随筆別巻94江戸 から

1/2「侠客の種類 - 幸田露伴」日本の名随筆別巻94江戸 から 侠客と一口に言つても徳川時代の初期に起つた侠客と其の以後に出た侠客とは、名は同じ侠客でも余程様子が違つて居るやうである。初期のは市人の中の気概のある者か或は武士の仕官の途に断念した…

(巻二十九)衣食住足りて小犬の糞ひろう(深沢明雄)

(巻二十九)衣食住足りて小犬の糞ひろう(深沢明雄) 3月31日水曜日 血圧の方の定期診察に駅前クリニックに出かけた。朝晩の自己測定では、温かくなったきたためかそれとも寝酒を止めたせいか、120-80を下回る数値が続いている。 寝酒を止めてからは夢…