2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

(巻三十七)人日や夫婦別れて外科内科(除門喜柊)

8月11日金曜日 (巻三十七)人日や夫婦別れて外科内科(除門喜柊) 曇り。今日は晴れも雨もありの天気だそうだ。親指は小康で不自由はないが軽い痛みがある。ゲルを塗布。 朝家事は掃除機がけ。 昼飯喰って、一息入れて、瞑想から覚めると洗濯をしておけとの…

「猫の島 - 柳田國男」実業之日本社文庫猫は神様の贈り物エッセイ編

「猫の島 - 柳田國男」実業之日本社文庫猫は神様の贈り物エッセイ編 一 陸前田代島の猫の話は、あれからもまだ幾つか聴いたが、もう「窓一ぱいの猫の顔」というような、奇抜な新鮮味のある空想には出くわすことができなかった。たとえば村長さんが祝宴の帰り…

(巻三十七)本屋減り喫茶店減り陽炎へる(福地秀雄)

8月10日木曜日 (巻三十七)本屋減り喫茶店減り陽炎へる(福地秀雄) 晴れ。親指の付け根は小康状態。このまま収束してくださいませ。 月に一度は拝まないと安心できない細君は記帳に出かけた。生協の牛乳が1割値上げになりインフレで預金は1割目減りだ。も…

(巻三十七)抜け出せぬ悪女のごとき春炬燵(大輪靖宏)

8月9日水曜日 (巻三十七)抜け出せぬ悪女のごとき春炬燵(大輪靖宏) 晴れ、ときどきにわか雨。 午後、瞑想から覚めると左足親指の付け根横にあの違和感を覚えた。ビールを土、日、火と都合4本も飲んだから罰が下ったか。尿酸の数値が治まっていたので舐めて…

(巻三十七)否と揺れ応とも靡き芒原(矢田わかな)

8月8日火曜日 (巻三十七)否と揺れ応とも靡き芒原(矢田わかな) 晴れ。朝家事は夜濯ぎ干し、拭き掃除、お昼のオープン・サンド用の卵茹で。ゴミ出しの帰りに蝉の骸をみとむ。 昼飯喰って、一息入れて、瞑想して、5時過ぎから散歩。トモの息子をトモのムスコ…

(巻三十七)赤シャツはざらの世となり漱石忌(井原久子)

8月7日月曜日 (巻三十七)赤シャツはざらの世となり漱石忌(井原久子) 晴れ。細君は眼科に出かけた。朝家事は無く午前を独り過ごし、昼飯のカップ担々麺で汗をかいてTシャツを着替えた。 瞑想のあと、5時過ぎから散歩。トモ、コンは不在。フジはガッツカズ…

「スタンプカードの罪 - ジェーン・スー」中公文庫 これでもいいのだ から

「スタンプカードの罪 - ジェーン・スー」中公文庫 これでもいいのだ から久しぶりに風邪を引いた。今年は梅雨明け前に酷暑が続いたり、八月は打って変わって気温が低かったりと、不安定な陽気だったから仕方がない。口では「仕方がない」と言いながら、悔し…

(巻三十七)さうめんの淡き昼餉や街の音(草間時彦)

8月6日日曜日 (巻三十七)さうめんの淡き昼餉や街の音(草間時彦) 晴れ。朝家事は夜濯ぎ干し。生協へ出かけ、戻って3枚目のTシャツに着替える。予備はあと3枚。洗濯したTシャツがすぐに乾きそうだからなんとかなるだろう。 昼過ぎに一雨きたが、蒸し暑さが…

(巻三十七)お覚悟を召されとみやこわすれかな(佐藤静峰子)

8月5日土曜日 (巻三十七)お覚悟を召されとみやこわすれかな(佐藤静峰子) 晴れ。朝家事は掃除機がけ。エアコンのフィルター掃除、台所のマット叩き。汗をかいた。 暑さが体に蓄まってきたせいもあるのだろうか、今日の暑さは殊にこたえる。午前から座椅子で…

「秘すれば花 - ジェーン・スー」中公文庫 これでもいいのだ から

「秘すれば花 - ジェーン・スー」中公文庫 これでもいいのだ から女友達に誘われ、浅草ロック座へ行ってきた。生まれて初めてのストリップ観賞だ。最近は女性ファンも多いと聞いていたので、それほど不安はなかった。ストリップが変わったのか、世間が変わっ…

(巻三十七)下萌や目玉ばかりの稚魚の群(有賀昌子)

8月4日金曜日 (巻三十七)下萌や目玉ばかりの稚魚の群(有賀昌子) 晴れ。昼飯喰って、一息入れて、瞑想。覚めて、生きて居たくない、居たくないと云いながら、血圧クリニックへ参る。来週の半ばから10日間ほど休診なので今日伺うことにした。結構長く休む…

(巻三十七)蓬餅くわへて(漢字)叩くキーボード(瀬島酒望)

8月3日木曜日 (巻三十七)蓬餅くわへて(漢字)叩くキーボード(瀬島酒望) 晴れ。生きていたくないと言っているくせに泌尿器(腎臓)の定期検診に出かけた。9時からMRIなので8時に家を出た。オシッコのタイミングが難しいが7時45分にしたから9時過ぎには…

「11人いる!-惑星の温度 - 福江純」知恵の森文庫SFアニメの科学  から

「11人いる!-惑星の温度 - 福江純」知恵の森文庫SFアニメの科学 から あんまり大きな話題は呼ばなかったが、SFアニメの名作に『11人いる!』(萩尾望都[はぎおもと]原作)という作品がある。 原作者の萩尾望都さんは、知る人ぞ知る、女流マンガ家…

(巻三十七)掃除機に豆の入る音春立つ日(きくちきみえ)

8月2日水曜日 (巻三十七)掃除機に豆の入る音春立つ日(きくちきみえ) 晴れ。歯医者に出かけた細君がバテバテで帰ってきた。不要な外出は禁物だな。昨日少し弛んだ反動で酷しい!部屋に居てもダルく座椅子でゴロゴロと過ごす。 昼飯喰って、またゴロゴロして…

(巻三十七)レシートの丸まつてくる晩夏かな(佐々木萌)

8月1日火曜日 (巻三十七)レシートの丸まつてくる晩夏かな(佐々木萌) 曇り。ありがたい!気温は昨日より2度低いらしい。昼前に風雲の怪しさに加え、遠雷を聞く。で、洗濯物を取り込み、ゴミを急いで集積場へ持ち込んだ。風と雲のお蔭で暑さは少し和らいだ…

(巻三十七)日と月と睨みあひけり西東(正岡子規)

7月31日月曜日 (巻三十七)日と月と睨みあひけり西東(正岡子規) 晴れ。朝、ウロコ雲を見る。朝家事は布団カバーの洗濯。カバー外しに汗をかく。時が経てばウロコ雲は消え、温度・湿度が上り、秋を期待した私がバカだった。 昼飯喰って、一息入れて、瞑想。…