2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

(巻十五)寒禽の取り付く小枝あやまたず(西村和子)

7月14日金曜日 その昔、十年一昔と云えば二昔前にRILOと云う事務所で働いていたことがある。その頃の同僚のSKが定年退職して、退職旅行で香港からやって来た。 当時の日本人メンバーが集合し歓迎・旧交を温める運びとなった。 幹事さんには、会社の飲み会…

1/3 Inside VW's campaign of trickery - by Jack Ewing (フォルクスワーゲンの虚偽と隠蔽)

The company cheated on diesel emissions tests. Then, it covered its tracks. Volkswagen was a little more than a month away from the biggest crisis in its history when Oliver Schmidt, a high-ranking engineer for carmaker who dealt with regu…

どうでもよいことですが

どうでもよいことですが、知人の飛車角から「何とかならないのかよ?」相談とも愚痴とも聞こえる電話を頂いた。 飛車角は機械一台を輸入したそうだが、運送の都合で 機械を分割して、船便(2BL)と航空便(1AWB)で日本に到着させたそうだ。 飛車角は三分割さ…

(巻十五)目を閉ぢて明日刈る稲の声を聞く(西やすのり)

7月13日木曜日 昨日、7月12日水曜日の続き。 日比谷からメトロ千代田線で大手町に戻り、そこでメトロ東西線に乗り換えた。球場のある西葛西は大手町から7つ目の駅で荒川放水路の長い鉄橋渡って一つ目である。 西葛西に着いたのが12時ちょっと前で、…

どうでもよいことですが

どうでもよいことですが、 毒蟻であるヒアリが大阪港、名古屋港、東京港、神戸港で到着した海上コンテナから見つかっているそうで、国交省のご担当から全国68の港の管理者に殺虫エサで対処し、発見に努めるよう指示が出されたようです。 http://www.mlit.g…

(巻十五)上下線ともに不通ぞ夜鳴蕎麦(後藤一之)

7月12日水曜日 予てお願いしていた休暇を使い母校の初戦を応援に行くことにしたが、試合は12時半からである。 それまでの時間をを日比谷図書館で“俳句界”の閲覧に使おうと9時に図書館に到着したが10時開館とのことでシャッターが降りたままであった…

1/2「遍路ー斎藤茂吉」岩波文庫“日本近代随筆選”から""

1/2「遍路ー斎藤茂吉」岩波文庫“日本近代随筆選”から"" 那智には勝浦から馬車に乗って行った。昇り口のところに著いたときに豪雨が降って来たので、そこでしばらく休み、すっかり雨装束に準備して滝の方へ上って行った。滝は華厳よりも規模は小さいが、思っ…

(巻十五)悪玉が笑へりかがやき盆の月(石原八束)

7月11日火曜日 我輩の一日は特記する出来事もなく終わる。 敢えて探せば、この強烈な性愛短歌と出逢ったことであろうか。 二度終へてまだきほいたつたくまきの尺八すればいよいよ太しき(湯浅真沙子) 今晩も寝苦しいに夜になりそうだ。“熱帯夜”と云うシリ…

どうでもよいことですが

どうでもよいことですが、 そのどうでもよいことさえ夏枯れの状況です。 農水省が訪日外国人の食品購入状況 の統計を発表しました。? http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/kaigai/170710.htm 日本政府観光局の訪日旅客統計では数は増えているようですが…

(巻十五)放つておく聞く耳持たぬ烏瓜(紅緒)

7月10日月曜日 車内広告美人との廻り合いは細やかな通勤の楽しみである。 ただで楽しめる車内広告と雲泥の、NHKさんが再三に渡りBSの契約を求めてきているようである。 URの現在入居している部屋には端子が付いているし、見ているテレビ受信器にはBS放送…

(巻十五)春待つや愚図なをとこを待つごとく(津高里永子)

7月9日日曜日 旧宅の草むしりに出掛けた。この暑さなので朝早く出たが、九時を過ぎると日射しが強くなり室内の掃除に方向転換である。 草の伸びる時季ももう少しであろう? 細君は眼鏡の修理に池袋へ出掛けて行った。眼鏡売り場には老女をタブらかす老紳士…

(巻十五)秋深し四谷は古き道ばかり(入船亭扇橋)

7月8日土曜日 三部屋の掃除機かけ、風呂の排水口掃除、エアコンのフィルター掃除、段ボールと不用ガラス食器のゴミ出し、ベランダの排水口の詰まり除去、布団干し、毛布の洗濯屋持ち込みなどの 家事手伝いで午前中が終わる。 端居して地震雷家事爺(潤) 細…

2/2 Shaping a founding father - by Ann Mah (ハミルトンの少年期)

In 1765, abandoned by James Hamilton, Rachel moved with their two sons to 34 Company Street, where the three scratched out a meager subsistence operating a small dry goods store that sold provisions like rice, flour and salted fish. Though…

(巻十五)自転車のベル小ざかしや路地薄暑(永井龍男)

7月7日金曜日 出勤の途中に入谷の朝顔市に寄ってみた。昨日からの市と云うことで、朝顔もやや精細欠いているようにも見受けられた。 朝貌や惚れた女も二三日(漱石) 鋭い自然観察のうえに詠まれた句であると感服いたしました。 朝の7時ころの市はそれほど…

1/2 Shaping a founding father - by Ann Mah (ハミルトンの少年期)

Alexander Hamilton lived hardscrabble childhood on St. Croix in Caribbean Before he achieved Revolutionary War glory, or became a founding father and an author of the Federalist Papers;before he established a sophisticated financial syste…

どうでもよいことですが

http://www.meti.go.jp/press/2017/07/20170706003/20170706003.html どうでもよいことですが、ISO15621、オムツの国際規準改定にあたり、日本の企業および企業団体の製品規準が反映されたと経産省が発表しております。 明日は我が身のことでもあり、快適で…

(巻十五)絵所を栗焼く人に尋ねけり(漱石)

7月6日木曜日 月並みではありますが、 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日(俵万智) 文月や六日も常の夜には似ず(芭蕉) 今日は姐さんと親分さんが外にお出ましになり、内にさしたる悶着もないので、JETROライブラリーにWCOの評価文…

(巻十五)板きれにきんぎょのはかと幼文字(黒澤正行)

7月5日水曜日 業界団体の事務局に資料の閲覧と一部コピーを頂きに上がった。 お手間を取らせるので謝意に手土産を用意することにした。事務局は業界OBと女性の事務員の二人であるので女性事務員さんに合わせて少量で可愛いものにすることにした。 だが、そ…

ネコロマンチシズム - 内田百閒 岩波文庫 日本近代随筆選3

文芸上の自然主義の後に唱えられた新浪漫主義、ネオロマンチシズムは、墺太利(オーストリア)のフーゴー・フォン・ホフマンシュタールや白耳義(ベルギー)のメーテルリンク等によって若かった私共に随分影響を与えた。漱石先生のまだお達者な当時で、木曜…

(巻十五)年毎の二十四日のあつさ哉(菊池寛)

7月4日火曜日 台風3号が長崎に上陸し、大分を通過中と云うのが昼休みのネット情報である。 雨台風で風は25メートル程度のようなので、自己中心的に申せば最悪ではない。 新居はURの九階建ての三階であるから、雨・風ともに心配はないが、旧宅は坂を登っ…

どうでもよいことですが

http://www.mof.go.jp/about_mof/introduction/personnel/transfers/H29.07.01_zeikan.pdf 本当にどうでもよいよいことですが、 税関幹部職員の異動です。 今春、天下りで騒ぎがありましたが、粛々と追い出しはかけたようです。

(巻十五)あひ見ざる幾月を経て面影もやさしき声もはやおぼろなり(上田三四二)

7月3日月曜日 亀有駅からの新しい定期券もすべてJRで浜松町駅まで買えて、足を出さずに済んだ。メトロ区間となる綾瀬と北千住の間はお目こぼしと云うことなのであろう。 7月に入ったので高校野球東東京大会の日程を調べた。母校は12日水曜日に江戸川球…

どうでもよいことですが

米国税関通関士試験規則改定 マークシート方式への移行と受験料値上げ $200 から $390 が内容のようです。 日本の税関の通関士試験の受験料は三千円でしたよね? http://www.internationaltradecomplianceupdate.com/2017/06/30/cbp-adopts-revised-custom…

(巻十五)最初から重さうな鍋社会鍋(名村早智子)

7月2日日曜日 百歳の誕生日を突破した義母を施設に見舞う。つい先週までは風邪をこじらせて入院していたが、“これ以上の治療はない。”とのことで施設に戻った。随分と弱ったなあと云うのが客観的な印象であるが、頭はしっかりしている。 その義母の居る施…

(巻十五)つばくらや小さき髷の力士たち(津川絵里子)

7月1日土曜日 鬱陶しい天気のなか、細君と朝の買い物散歩に出た。細君は道端の草花に関心を持つことに決めたようで、文庫版の植物図鑑も揃えた。 細君の目に停まった写真の草花の名はなんと云うのだろうか? 緑の日名もなき草のなかりけり(時澤藍) 借家で…

2/2 ‘Sgt. Pepper’ turns 50 - by Jon Pareles (ビートルズ)

In 1967, candy-colored psychedelic pop and rock provided a short-lived but euphoric diversion from conflicts that would almost immediately resurface: the Vietnam War and America's racialtension. “Sgt. Pepper” remains tied to that brief mom…

(巻十五)落葉掃き了へて今川焼買ひに(川端茅舎)

6月30日土曜日 ズボンのベルト通しに結んで無くさないようにしている ガラケイのストラップが切れてしまった。ガラケイは一週間前に買ったばかりなので、交換ストラップを急ぎ買い求めた。 紐解かれ枯野の犬になりたくなし(栄猿丸) さて、コーラクの金曜…

1/2 ‘Sgt. Pepper’ turns 50 - by Jon Pareles (ビートルズ)

Half-century after its release, the Beatles’ “Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band” is a relic of a vanished era. Like a relic of a Faberge egg or a Persian miniature, it speaks of an irretrievable past, when time moved differently, craft…