(巻十九)山笑ふ着きて早々みやげ買ひ(荻原正三)

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8月8日水曜日

扇風機を使わずに快眠できた。
今日はお休みした。台風が来ると云うことで休んだのではなく予め年休消化で休みを入れておいたのだ。

台風の道なき道を来たりけり(松尾安乃)

台風への備えは特にないが、物干し竿は外してベランダに固定しておいた。
今はURの賃貸なので何の心配もない(土砂に埋まろうが、水没しようが資産ではない。命さえあればよいわけで、その命にもそれほどの価値も意味もないわけである)。
戸建てにいた頃は家のめぐりの点検、柵の結束、電線の心配があった。高台にあったからどんなに雨が降っても浸水の心配はなかったが、風当たりが強い位置にあったので家は実際に揺れていた。家が壊れる分には構わないが、他の家を傷つけたり、ましてや人様に怪我をさせたら大変なので気を使った。

案外と野分の空を鳥飛べり(加藤かな文)

お昼頃、先方から電話で面談の延期を伝えてきた。確かにこんな日にどうしてもやらなくてはならない面談ではない。
最近は台風が来ると帰宅時間を早くすることが浸透したようである。
面談先も3時くらいに退社と決まったのかも知れない。