「「水曜日は狐の書評」の書評抜書 其の二 - 〈狐〉こと山村修」水曜日は狐の書評ちくま文庫から

「「水曜日は狐の書評」の書評抜書 其の二 - 〈狐〉こと山村修」水曜日は狐の書評ちくま文庫から④記憶力抜群、ユーモアあふれる語りの芸内藤鳴雪著『鳴雪自叙伝』(岩波文庫)午睡さめて尻に夕日の暑さかな 鳴雪正岡子規のまわりには、どうしてかくも一筋縄では…

(巻三十三)ラムネ玉ころんと死んでみたきもの(馬場龍吉)

(巻三十三)ラムネ玉ころんと死んでみたきもの(馬場龍吉) 5月3日火曜日 6時55分の起床と9時5分のお茶沸かしのアラームが作動しなかったが8時25分のお薬の時間は作動した。どうしてかと調べたら最近セットした先の二つは休日除外の設定にしていた。…

「「水曜日は狐の書評」の書評抜書 其の一 - 〈狐〉こと山村修」水曜日は狐の書評ちくま文庫から

「「水曜日は狐の書評」の書評抜書 其の一 - 〈狐〉こと山村修」水曜日は狐の書評ちくま文庫から①樋口一葉の名作を実感的に読む方法樋口一葉著『にごりえ・たけくらべ』(ワイド版岩波文庫)樋口一葉には「奇跡の一年」とも呼ばれる絶頂期がある。明治二十八年か…

(巻三十三)日本に醤油ありけり冷奴(仲寒蝉)

(巻三十三)日本に醤油ありけり冷奴(仲寒蝉) 5月2日月曜日 わが家ではまだ魔法瓶を使っている。象印の2・2リットルの卓上型にヤカンで沸かした湯を注いで溜めておき、お湯を使うときは上にある手動式のポンプのレバーの機能を果たすものを押して湯を急須…

(巻三十三)指差せば指に乗りたる遠花火(木暮陶句郎)

(巻三十三)指差せば指に乗りたる遠花火(木暮陶句郎) 5月1日日曜日 顔本から二人の方の誕生日だと教えられて絵文字をつけて祝辞を打つ。 俳壇が届くが無理して一句を選ぶこともないので、今週は書き留めた句無し。 昼前から雨が降りだし慌てて洗濯物を取り…

Advice sought after

A butterfly, a bee and an awe walker. Advice sought after: I listen to and dictate BBC programs (podcasts) to deter and delay dementia. And oftentimes I come to words and phrases which I cannot catch. It would be appreciated if you can tel…

(巻三十三)誰もみなはじめは風邪と思ふらし(加藤静夫)

(巻三十三)誰もみなはじめは風邪と思ふらし(加藤静夫) 4月30日土曜日 今日のラジオ俳句の兼題はヤドカリ(寄居虫)だそうで、聴いていた細君からゴウナという言葉が出てくるがヤドカリの別名かと訊かれた。調べてみてゴウナはヤドカリの別名だと知る。 昨晩…

「「水曜日は狐の書評」の解説 - 植田康夫」水曜日は狐の書評ちくま文庫から

「「水曜日は狐の書評」の解説 - 植田康夫」水曜日は狐の書評ちくま文庫からタブロイド判の夕刊紙である『日刊ゲンダイ』に「新刊読みどころ」と題する書評コラムが、週に一回ないし二回掲載されるようになったのは、一九八四年七月のことである。五木寛之氏が…

(巻三十三)若葉して光は光影は影(今橋真理子)

(巻三十三)若葉して光は光影は影(今橋真理子) 4月29日金曜日 いつ降りだすか分からない空模様の朝である。洗濯をして一度は外に出してみたが、霧雨となりすぐに取り込む。 昼食に卵を茹でる。卵も、ハムも、焼売も賞味期限が来るので食べねばならず、計ら…

「地図『日和下駄』第四 - 永井荷風」日本の名随筆別巻46地図から

「地図『日和下駄』第四 - 永井荷風」日本の名随筆別巻46地図から蝙蝠傘を杖に日和下駄を曳摺りながら市中を歩む時、私はいつも携帯に便なる嘉永板[かえいばん]の江戸切図を懐中[ふところ]にする。これは何も今時出版する石版摺[せきばんずり]の東…

(巻三十三)紫陽花の疲れつぷりや夫の顔(川西ハルヱ)

(巻三十三)紫陽花の疲れつぷりや夫の顔(川西ハルヱ) 4月28日木曜日 午前は独り不善をいたしながら過ごす。 昨日、井上ひさし氏の『喜劇的猥褻論』 https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2020/07/25/084233 を読み直したが、公然猥褻が「法…

(巻三十三)普段着で来し葛飾の菖蒲園(松井水仙)

(巻三十三)普段着で来し葛飾の菖蒲園(松井水仙) 4月27日水曜日 洗濯と掃き掃除をして昼飯の温めをいたす。前線通過で荒れる天気との予報であったが、洗濯物を外に干せた。 午後の散歩は久しぶりに反時計回りで葛飾野高校、修徳学園、風呂屋、都住2、生協…

(巻三十三)手心を加へて秋の蚊を打てり(坂本昭代)

(巻三十三)手心を加へて秋の蚊を打てり(坂本昭代) 4月26日火曜日 今日の午後から明日にかけて天気が崩れるとのことで、細君は買い物に出かけ、私は細君が戻ってすぐに散歩に出かけた。雨が落ちて来そうななかを図書館から都住2と回り、太郎に挨拶した。…

(巻三十三)衣食足り団地布団の満艦飾(高澤良一)

(巻三十三)衣食足り団地布団の満艦飾(高澤良一) 4月25日月曜日 図書館ネットに角川俳句と法学教室の四月号の貸出し予約を入れた。どちらも二三人待ちで借りられそうだ。 午前は、洗濯の他にミカンの鉢植えの雑草・苔むしりを致す。 目に見えし結果が励み…

(巻三十三)鮎老いて水にさからふこともなし(菖蒲あや)

(巻三十三)鮎老いて水にさからふこともなし(菖蒲あや) 4月24日日曜日 午後からは雨との予報だ。細君は空模様を気にしながら生協に出かけ、帰りに花屋さんでカーネーションを買ってきた(一撮)。 私も雨の降りだす前にと10時半過ぎに散歩に出かけた。URの…

Advice sought after:

Advice sought after: I listen to and dictate BBC programs (podcasts) to deter and delay dementia. And oftentimes I come to words and phrases which I cannot catch. It would be appreciated if you can tell me what they are saying and also cor…

(巻三十三)紫陽花の色を奪ひて雨上る(三ツ木宗一)

(巻三十三)紫陽花の色を奪ひて雨上る(三ツ木宗一) 4月23日土曜日 0時05分ころ、昨日の日記をアップした。2000日連続投稿達成ということで一人悦に入ってショッツで祝盃をあげた。2000日前はまだ柏に住んでいて、まだ未練がタップリと残ってい…

「孤独力のベースはノルアドレナリン - 齋藤孝」孤独のチカラ

「孤独力のベースはノルアドレナリン - 齋藤孝」孤独のチカラ人は、ノルアドレナリンで不快、セロトニンで安定、ドーパミンで快感を感じる。多少のグラデーションはあるにせよ、基本的には人間の気分はその三つに大きく支配されている。リラックスした心地…

(巻三十三)先達のまむし拂ひの杖を持ち(坂本明子)

(巻三十三)先達のまむし拂ひの杖を持ち(坂本明子) 4月22日金曜日 朝一の8時半ころドアのベルが鳴り郵便屋さんが配達にきた。ドアを開ける前に念のため、どこからの郵便物かを尋ねたらマリさんからだとのこと。康さん七回忌のお返しを送ってくれたのだ。 …

「青酸加里(抜書) - 木々高太郎」日本の名随筆別巻78毒薬から

「青酸加里(抜書) - 木々高太郎」日本の名随筆別巻78毒薬から斯う言ふわけで、青酸加里は探偵小説にも盛んに用ひられてゐるが、では一体どう言ふ風な特徴のある薬物であろう。僕は青酸加里を専門に調べたわけではないが、昔習つた薬物学の記憶から、特に興…

(巻三十三)子規庵の素通しガラス冷まじや(高澤良一)

(巻三十三)子規庵の素通しガラス冷まじや(高澤良一) 4月21日木曜日 3ヶ月に一度の泌尿器科検診に平成立石病院へ行く。病院のシャトルバスだと診察予定時刻にギリギリなので路線バスで葛飾区役所まで行き、そこから歩いた。区役所正面の花壇はさすがに綺…

(巻三十三)老人の余るほどをり初薬師(吉沼等外)

(巻三十三)老人の余るほどをり初薬師(吉沼等外) 4月20日水曜日 細君は雨の降りだす前に生協へ出かけたが、昼頃には降りだした。 穀雨かな世の一隅に安らぎて(松本文子) ということか。 安らいでいると思えば安らいでいることになり、心配をしていれば憂い…

(巻三十三)見ぬふりをして気掛りな放屁虫(柴野志津子)

(巻三十三)見ぬふりをして気掛りな放屁虫(柴野志津子) 4月19日火曜日 寝床から立ち上がろうとしたら足がつった。昨日は散歩していないし、特に足腰は使っていないのだが。歳か? 散歩は都住1、図書館、二丁目桜通り、風呂屋、都住2の時計回りコース。都…

(巻三十三)小利口な世にダボと言う鯊を釣る(高尾秀四郎)

(巻三十三)小利口な世にダボと言う鯊を釣る(高尾秀四郎) 4月18日月曜日 はっきりしない天気の今日の始まり。ミカンの鉢植えに水を遣り蕾を眺めた。蕾の数だけ実がついてしまうことはなかろうが、いずれ実が付けば、いずれ間引きせねばならぬことになるな…

(巻三十三)ほどほどが口癖となる極暑かな(小川洋子)

(巻三十三)ほどほどが口癖となる極暑かな(小川洋子) 4月17日日曜日 細君が俳壇を届けてくれた。今朝は以下の二句を書き留めた。 囀りの森に濁世を遠くして(森木史子) 海を見て独りでゐたき卒業日(高野茂) https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/en…

BBC The Curious Case of Rutherford Fry: The shocking white hair

Advice sought after: I listen to and dictate BBC programs (podcasts) to deter and delay dementia. And oftentimes I come to words and phrases which I cannot catch. It would be appreciated if you can tell me what they are saying and also cor…

(巻三十三)厄介な妹が来る七日かな(川村智香子)

(巻三十三)厄介な妹が来る七日かな(川村智香子) 4月16日土曜日 細君が起こしにきて云うに体温は6度4分だそうだ。腫れの痛みあるが眠ることは出来たとの由。 午前中は掃除くらいで特に重い家事はなし。 午後は図書館とリハビリ病院横都住の藤棚(一撮)を…

「手続遅延による少年法不適用と量刑 - 明治大学教授黒澤睦」法学教室2022年2月号

「手続遅延による少年法不適用と量刑 - 明治大学教授黒澤睦」法学教室2022年2月号東京高裁令和元年11月26日判決【論点】手続遅延により成人に達して少年法52条の不定期刑が適用されなくなった場合、量刑にどのように影響するか。〔参照条文〕自動車…

(巻三十三)ビルになる大きな穴や初しぐれ(小野たけし)

(巻三十三)ビルになる大きな穴や初しぐれ(小野たけし) 4月15日金曜日 細君が起しにきたついでに接種副作用の程度について語っていった。夜中に痛みが強くなったそうで体温を測ると7度5分だったそうだ。頂いてきた頓服薬を飲んだら寝られたとの由。もし…

「日本英語は漢文のお化け? - 高島俊男」

「日本英語は漢文のお化け? - 高島俊男」五年前からやっていた新聞の書評をこの三月でやめた。その最後にとりあげたのが、伊村元道『パーマーと日本の英語教育』(大修館書店)、これはおもしろい本であった。パーマーはイギリスの言語学者である。文部省に招…