(巻四十)夜の航武器のごとくにバナナ持ち(金子兜太)

3月21日木曜日 (巻四十)夜の航武器のごとくにバナナ持ち(金子兜太) 晴れ。朝9時過ぎに地震があった。葛飾区は震度3だそうだ。携帯の地震警報が鳴ったので、これは一大事かと思ったが震源の茨城でも5弱だったとか。まっ、無事で何より。細君は地震のあと買い…

自画自虐

「無言の言葉 - 白洲正子」暮らしの文藝・話しベタですが・・・ から

「無言の言葉 - 白洲正子」暮らしの文藝・話しベタですが・・・ から ある明け方、雪景色がおもしろいので、ふと思い立った(津田)宗及[そうきゆう]が、利休のもとをおとずれた。はたして、露地の戸が細めに開き、香のかおりがただよう茶室にともしびの影が…

(巻四十)ビール苦く葡萄酒渋し薔薇の花(正岡子規)

3月20日水曜日 (巻四十)ビール苦く葡萄酒渋し薔薇の花(正岡子規) 晴れ。朝家事は洗濯と掃き掃除、そのあと買い物。戻ってオープン・サンド用に卵を茹でた。 日頃は前夜の残り物と納豆の昼飯のところ、オープン・サンドは旨し。昼飯喰って、一息入れて、荒れ…

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「ネットでのつながり、健康と幸福もたらす - 堀米香奈子」ロハス・メディカル2022年秋号 から

「ネットでのつながり、健康と幸福もたらす - 堀米香奈子」ロハス・メディカル2022年秋号 から 「インターネット元年」と称される1995年から、もうすぐ30年。高齢者がスマホを持ち、日々インターネットを使うのが普通の時代になりました。2025年には前期高齢…

(巻四十)定年はやがてくるもの花みづき(日下部宵三)

3月19日火曜日 (巻四十)定年はやがてくるもの花みづき(日下部宵三) 曇り。細君はお出掛け。お絵描きをして老後を愉しむ。 パック赤飯とカップ麺の昼食を終えたところに細君が帰宅。晩飯は鰻だそうな! 散歩は図書館とクロちゃん。 半年ぶりのウナギ旨し。半…

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(巻四十)たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ(坪内稔典)

3月18日月曜日 (巻四十)たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ(坪内稔典) 晴れ、強風。細君は柏まで出掛ける予定にしていたが、強風で取り止めた。私は前歯の義歯が取れたので歯科に電話をして修理をお願いしたが、今日は一杯で入れられないとのお返事。やるこ…

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「高校合格体験記 - enaの広告から」

「高校合格体験記 - enaの広告から」 都立日比谷高等学校・開成高等学校ほか合格のZ.Tさんとても嬉しいです。僕は小学生の頃からenaに在籍していて、小石川中を受検しましたが不合格という結果に終わりました。思えばそこが僕の人生の分岐点だったと思います…

(巻四十)誰も来ず何処へも行かずちやんちやんこ(福田啓二)

3月17日日曜日 (巻四十)誰も来ず何処へも行かずちやんちやんこ(福田啓二) 曇り晴れ。朝家事はなし。生協へお米ほかを買いに行く。彼岸で花屋には仏花、菓子売場にはおはぎと団子。 俳壇が届き、 桜には見せぬ顔して梅見かな(渡邉隆) を書き留めた。 昼飯喰っ…

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(巻四十)いまさらの風鈴を吊り老夫婦(宇多喜代子)

3月16日土曜日 (巻四十)いまさらの風鈴を吊り老夫婦(宇多喜代子) 晴れ。朝家事は洗濯、掃除機がけ、細君の綿毛布洗濯の補助。ふと、書棚の整理をしてみた。 細君がウグイスの鳴き声を聞いたと言いにきた。春だな~。 昼飯喰って、一息入れて、散歩。サクラは…

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(巻三十九)立読抜盗句歌集

(巻三十九)立読抜盗句歌集 痩馬を飾り立てたる初荷かな(正岡子規) 教卓に誰ぞ置きたる檸檬あり(井上睦子) 色恋の一歩手前の秋の風(浅川正) 名を名乗りあふこともなく草毟る(神戸千寛) さんま焼く古き団地の換気扇(西本郁子) 秋深し焔の芯に置く土鍋(大塚迷路…

(巻三十九)成るようになるを諾なひあたたかし(千原叡子)

3月15日金曜日 (巻三十九)成るようになるを諾なひあたたかし(千原叡子) この句をもちまして巻三十九の読み切りでございます。追って巻三十九を一挙掲載いたします。 穏やかな晴れ。ヨーカ堂の下着特売3割引きに出向いた。10時開店なのでその前に香取神社を散…

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(巻三十九)野を焼くと漢静かに集いけり(寺井谷子)

3月14日木曜日 (巻三十九)野を焼くと漢静かに集いけり(寺井谷子) 穏やかに晴れる。細君は買い物に出かけ、細君の戻りを待って洗濯をいたし、外に干す。 昼飯喰って、一息入れて、クリニックに血圧検診に参る。途中、クロちゃんを訪ねた。今日も随分離れたと…

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「寄席の今昔 - 三遊亭圓生」日本の名随筆別巻63芸談 から

「寄席の今昔 - 三遊亭圓生」日本の名随筆別巻63芸談 から あたくしどもが教わりました時代には、稽古というものがずいぶん厳しゅうございまして、初心のうちにこういう噺をしてはいけないとか、いろいろ喧[やかま]しいことをいわれました。どうしてそんな…

(巻三十九)春寒や地図を手にしてゐて迷ふ(片山由美子)

3月13日水曜日 (巻三十九)春寒や地図を手にしてゐて迷ふ(片山由美子) 晴れ、強風。朝家事は特になし。風の中を生協へ。今晩の鶏肉ほかを買う。強風で客足が止まっているようで、レジのおばちゃん二人がかたまって談笑。 飴3袋と寝酒のチョコも買ったが、そ…

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(巻三十九)不言不語気の利く弟子と垣手入(波出石品女)

3月12日火曜日 (巻三十九)不言不語気の利く弟子と垣手入(波出石品女) 今朝は太ももがツラずに済んだ。 小雨、本降りになるとか。朝家事は洗濯と掃除。洗濯物は部屋干し。午前中からお絵描き。構図が歪む。 昼飯喰って、一息入れて、強雨につき瞑想。外に出な…

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「代理本能論 - 日高敏隆」日本の名随筆別巻90人間 から

「代理本能論 - 日高敏隆」日本の名随筆別巻90人間 から 手もとの雑誌や新聞をみると、人間は闘争本能、破壊本能、種族維持の本能、育児本能など、いろいろな「本能」をもっているとされている。戦争の本能なるものも口にされ、さらに「生の本能」はまだよい…

(巻三十九)花曇り女波ばかりや湾の内(藤村たいら)

3月11日月曜日 (巻三十九)花曇り女波ばかりや湾の内(藤村たいら) 今朝も寝床で靴下を履こうとしたら太ももがツッて往生した。昼間のうちに柔軟運動をしてみよう。 晴れ、弱風。細君は医者に検査結果を 訊きに出掛け、昼前にクリームパンを土産に帰宅。あんパ…

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Writing is a form of therapy;Sometimes I wonder how all those who don't write, compose or paint can manage to escape the madness, the melancholia, the panic fear which is inherent in the human condition. Graham Greene Go into the arts. I'm…

(巻三十九)春の夜を上つてゆきぬ春の月(黛執)

3月10日日曜日 (巻三十九)春の夜を上つてゆきぬ春の月(黛執) 寝床に座って靴下を履いていたら大腿筋辺りがツッて往生した。フクラハギがツルことはあったが太ももまで上がってきたようた。夜間、携帯をいじらなかったので眼の具合はよろしい。 晴れ、風はあ…

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