2月26日水曜日
晴れ。少し緩んだかなと云う程度で暖かくはない。朝家事は特になし。お米ほかを買いに生協へ行く。途中図書館に寄り5冊返却。生協でレシートを無くし、柳田おばさん、堀部おばさんの手を煩わせた。
荷風の『フランス物語』を読み始めたが旧かなではないのでやや味が薄れる。
昼飯は黄粉餅。大変に美味し。焼売も美味し。ゆで卵も美味し。
で、一息入れてから散歩に出かける。白鳥の猫さんたちが不在。意地悪そうな爺さんが箒とちり取りをもって通路の掃除をしているので、猫さんたちは身を隠したのだろう。会わずに帰るのは淋しいので藤棚の下のブロックに座ってお声掛けしながら暫く待ってみた。その爺さんがいなくなって2、3分したら2匹で出てきてくれた。ロクちゃんはすぐにそばに来て寝転がって遊びたがる。タミちゃんはどこかへ行ってしまった。マグロ風味だけ
で、そこから二丁目の裏通りを歩いて富士の湯の前の公園、ワカちゃんの公園、リハビリ病院前を経てクロちゃんを訪ねた。ワカちゃんの公園では、あの黒猫に呼び止められた。よく覚えているものだ。2袋。
クロちゃんは階段下にいて、すぐに絡みついてきた。今日は暖かく風もなく私にも猫さんたちにも過ごし良い。マグロ風味と2袋。
7-ELEVENで生協で買った蒸しパンで珈琲を喫す。お稲荷さんではコンちゃんが起き上がり、少し考えてからスナック会場へ動いた。案の定、マグロ風味を半分くらい舐めたところで塀際に戻ってしまった。ベトベトしたチューブを残されても困るので塀際までいって顔の前にだしたらまた舐めてくれてキレイに片付いたが、まったく贅沢になってしまって困ったものだ。二十円献納しポックリを祈願いたす。
最後に図書館に寄り、俳句の2月号を借りて帰宅。
2月号を捲り、
欲深きゆゑもの思ふ団扇かな(長谷川櫂)
昔にも遠き近きや冬瓜汁(小川軽舟)
老いたれば単純がよしゑのこ草(木原
登)
生きてゐる他は省きて蟾蜍[ひきがえる](佐藤美代子)
と訓のような句ばかりを書き留めた。
日が落ちて寒さ戻る。
願い事ーポックリ御陀仏。知らずに仏。
昨日はブログ「随筆筆写」に44人の方が訪れ、56のアクセスがあった。
トップはアクセス5で
「フランス座にいた、或る男 - 玉袋筋太郎」キッドのもと から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33603848/
2位(アクセス4)は
「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/
3位(アクセス3)は
「サザエさんの性生活 - 寺山修司」角川文庫 家出のすすめ から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32296453/
「はじめての読者 - 上橋菜穂子」物語ること、生きること 講談社文庫 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33360525/
と
「王子さくら新道 - 植田実」集合住宅物語 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33585017/
6位(アクセス2)は
「反省なき男の - 中村伸郎」おれのことなら放つといて(ハヤカワ文庫)から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294958/
「〈美容整形〉この神を怖れぬもの - 三島由紀夫」日本の名随筆40顔から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33452359/
と
「猫 - 志賀直哉」志賀直哉随筆集 岩波文庫 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33630725/
でした。で、文豪と猫ということで、
「黙っている猫 - 大佛次郎」徳間文庫 猫のいる日々 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32301710/