句歌控帳「立読抜盗句歌集」
端居してだだ居る父の恐ろしさ(高野素十)
平安の歌よりも、時間的な隔たりを感じる句である。
「恐ろしさ」を「疎ましさ」に直せば、今の時代感覚に合う。
筆者:「そろそろ、週三日にしていただこうかと思うのだがね。」
細君:「で、あとの四日はどちらへ?」
蒲団を干したり、鍋を洗う句がある。家事の一端を受持ち、お役に立つことは由とするし、筆者も食器洗い、掃除機がけ、蒲団敷き、蒲団干し、お使い、風呂掃除などなどする。
しかしながら、
さわやかや妻に敬語をつかわれて(岩神刻舟)
という心境には至れない。
断酒0日目達成
断酒に集中いたします。