(巻四十四) 黴の部屋黴びたる男籠りおり(前田一章)

 

 

 

5月13日火曜日
晴れ。細君はコレステロール検診で駅前クリニックにお出掛け。午前の数時間を独り静かにBBC の番組の書き取りをして過ごした。
挑んだのは、
Mattresses
https://www.bbc.co.uk/programmes/m001jl1p
で、0200から0540までは前にトライしていたので0541以降を書き取りした。ゲストとしてベッド業界の広報担当者 Simon Williams 氏がマットレスの構造や材質を説明しているが、この方の英語は実に聞き取りやすい。BBCのプレゼンターよりも分かりやすいと思う。聞き取れないところは巻き戻しで3、4回聴いてみて、それで分からなければ諦める。手がかりがつかめたところは調べて埋める。0706過ぎに viscoelastic と云う詞が出てきたようだが、調べ出した。every now and again という表現が0541の辺りに出てきた。every now and then は聞いたことがあったが every now and again は初耳だったので調べてみた。Sometimes but not oftenとの由。殴り書きしたあと、スペルの確認をするので1時間やっても放送の長さ2分くらいしか書き起こせない。逆に考えれば材料は尽きないので安心である。英語の聴解力の進歩のほどは分からないが、知識は得られているので満足感はある。食品の話など聞くと、日本語で読んで仕入れた知識が英語聴解に役立つ。また、英語聴解で解ったことで日本語文書の理解が深まることもある。
図書館とポッドキャストのお蔭で金を掛けずに暇潰しができるので悪い趣味ではなかろう。
昼前にレトルト・カレーを食べているところに、チョコ・パンを土産に細君帰宅。バスの中で80歳くらいの婆さんが高齢者だから席を譲れと威張っていたとのこと。老いも若きもだなあ~。
一息入れてTシャツと短パンで散歩。図書館、お稲荷さん、蓮光寺、田中商店、ワカちゃんの公園、リハビリ病院前と歩いて都住の藤棚下へ到着。シンちゃんとバーちゃんの出迎えを受けた。膝の上のシンちゃんがときどき顔を上げて見つめてくる。なんと愛らしいことか!
リハビリ病院の売店でアイス・コーヒーを買いベンチで餡パンと楽しんでいると前を爺さんに手を引かれた婆さんがヨロヨロと歩いていった。リハビリ病院のそばということでか、同じような老夫婦をもう一組見た。奥さんの身の寄せ方、旦那のかばい方、愛を感じます。
で、生協に寄り、海苔茶漬け、味付け海苔、イチゴジャムを買う。猫さんたちのスナックと大阪王将のタレは欠品。
で、帰宅すると、さっさと洗濯物を取り込めと怒鳴られた。これが現在の私の現実だ。

願い事ーポックリ御陀仏。知らずに仏。

万緑も人の情も身に染みて(江國滋)

昨日はブログ「随筆筆写」に53人の方が訪れ、55アクセスがあった。
トップはアクセス4で
「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/
2位(アクセス3)は
「卒業生へのはなむけの言葉ー中島義道新潮文庫“私の嫌いな10の人びと”から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294439/

フランス座にいた、或る男 - 玉袋筋太郎」キッドのもと から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33603848/
で、アクセス2は多数でした。「フランス座」ということで、
「犠牲と変身-ストリップ・ティーズの哲学 - 澁澤龍彦」中公文庫 少女コレクション序説
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32308488/
を紐づけ致しました。