(巻十一)船頭の小言多くて鱚釣れず

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6月6日月曜日

土日のご町内のお仕事も滞りなく終わりましたので、今朝は有楽町駅の大黒様に奮発して50円を献納いたしました。来年の今頃、全てがうまく運び老後の体制が整いました暁には五百円を献納いたしたく思っております。何でも金で済ますのではないとお叱りを戴くかもしれませんが、商売の神様である大黒様ですからお納めいただけるでしょう。

願ふより謝すこと多き初詣(千原叡子)

死後の世界を信じておりませんので、信心とか信仰をしておりません。神も仏も極楽も地獄もないものと思っておりますが、もしもあったらいけないので神様お一方くらいは大事にしておかなくてはと思っております。

死んでから先が永さう冬ざくら(桑原三郎)

神様仏様がよってたかって苛めようとされたときに、大黒様が出てきて“この者を私くし目にお預けくだされたい。”と助け船を出していただきたい。毎朝御詣りし、現世利益とあの世での御加護をお願いしているのでございますよ。

座る余地まだ涅槃図の中にあり(平畑静塔)

写真は光文社知恵の森文庫で税別840円です。供養、法要、忌の意味や死生観、科学では説明できない妖怪や霊的なお話とイラストで構成されております。
特養文庫の候補として留め置いている一冊でございますよ。

君地獄われ極楽へ青あらし(高山れおな)