2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
自画自虐:街角の飲み屋に挑んだ。目の線、水平線、中心線、消失点が分かりやすい構図を選んだので描きやすかったが、出来がよいわけではない。 「八起」は婆さんが一人で踏ん張っている店で、客も70代、80代の爺さん婆さんたちが多い。 Own-creation, s…
「おいしい仔犬 - 戸井田道三」鶴見俊輔編 老いの生きかた から お医者さんはカルテにむかって何をどんなふうに書くのであろうか。既往症や病状や治療法・投薬など、自分のメモのためだけでなく、医学的知識のある人が見たら誰にでもわかる記述をしているに…
2月13日火曜日 (巻三十九)用なくも会いたき人や柳の芽(鷹崎由未子) 晴れ。気温上がる。朝家事は洗濯。 昨晩の炊き込みご飯の残りで昼飯。一息入れて、散歩。図書館は休館なので白鳥、青戸方面に画題探しに行ってみた。先ず葛飾野高校の裏門を一撮。ついでフ…
自画自虐:藤棚に挑んでみた。脇が難しい。簡単に済ませたいのだがどうすればよいのだろう。まっ、暇潰しだから悩まずに淡々と。 Own-creation, self-deprecation: I tried the Fujidana (wisteria trellis). The sides are difficult. I want to finish the…
2月12日月曜日 (巻三十九)無理せずに登れと山の笑ひけり(林紀夫) 雪かもとの予報であったが雪は降らず。曇りのち晴れ。もうすぐ山が笑う季節だ。 朝家事は掃き掃除だけ。 昨日の俳壇を眺めて、 涸沼の最後に光あるところ(松村史基) ラグビーのボール立たせて…
2月11日日曜日 (巻三十九)テッシュ箱の紙引き立てて五月来る(岩城久治) 晴れ。朝家事は洗濯と、細君の綿毛布洗濯補助。 昼飯喰って、一息入れて、散歩。予約した本が7冊図書館に届いていたので借りに行って、閲覧室で点検し内3冊を持ち帰った。スケッチのお…
「歴史の中の元気美人 正岡律 - 佐野洋子」 朝日文庫 あれも嫌いこれも好き から 人類史上傑物であった女は沢山居た。七つの海を支配した女王も、関係した男を全て、芸術家に仕立てた女も、又、自分自身が優れた芸術を生み出した女性も居た。彼女達はエネル…
2月10日土曜日 (巻三十九)人の死を遠い霧笛のやうに聞く(直江裕子) 晴れ。朝家事はなし。 昼飯喰って、一息入れて、散歩。亀中の校門より描き易そうな校門があるのを思い出して曳舟川を渡って農産高校へ歩いた。で、正門を一撮。 そこから稲荷に歩いて、いつ…
「馬の目は・・・ - 佐野洋子」朝日文庫 あれも嫌いこれも好き から ○子さま理由はないのですが、秘密があります。とても恥ずかしいことです。。恥ずかしがらない人も居るかもしれませんが、私は恥ずかしい。乗馬クラブに行って馬に乗ったのです。私は田んぼ…
2月9日金曜日 (巻三十九)雑炊に不平を吹いて啜りけり(田中立花) 曇り。朝家事は掃除機がげと洗濯。 昼飯喰って、一息入れて、図書館へ。スケッチのお手本を探したが模写するにしても難しすぎて手に負えない。手解きしてくれるような本がない。 図書館を出て…
2月8日木曜日 (巻三十九)ネクタイの結び目固く冬に入る(伊藤幹哲) 晴れ。朝家事はなし。血圧測定器を買いに駅前まで出かけた。ノジマの10時開店まで余裕があったので曳舟川コースを取り、途中で笠間稲荷に参拝。コンちゃんは日向ぼこ、猫爺さんが出てきたの…
「死亡推定時刻はどう推理する? - 上野正彦」朝日文庫 死体の教科書 から監察医である私の目の前に死体がある。はたしてこの死体はいつ死体になったのか。つまりいつ死亡したか。死亡推定時刻間をどう考えるか。それは監察医にとって重要な仕事の一つである…
2月7日水曜日 (巻三十九)死病とは知らずに見舞ひたる寒さ(内藤悦子) 快晴。朝家事は洗濯。 買い物から帰った細君が「肉の棚が空っぽ!午後入荷だって!」と言う。で、自分の朝食用品を買いに行って棚を見たが空っぽ。弁当や惣菜コーナーもかなり手薄になって…
2月6日火曜日 (巻三十九)酒飲めば去る日近づくうつし世で出会ひし人の貌思ひ出づ(岡田独甫) 曇り。うっすら積雪。しばらくは足元に注意だ。 血圧計が壊れた。5年くらい使ったが寿命なのだろうか。ポックリ逝けばいいのにグタグタと壊れた。動くが途中でERROR…
2月5日月曜日 (巻三十九)病室の隣の翁は寒くとも我が家がよろしと少しも言わず(谷津紀男) 午前中は曇り。朝家事は掃き掃除と洗濯。秋に行われる同窓会の案内をいただくが欠席で返信。 昼飯喰って、一息入れて、暖房部屋に籠り、散歩には出かけず。クロちゃん…
「もうしわけない味 - 平松洋子」アンソロジー ビール から 真夏の名古屋は猛烈な暑さだ。ぎっしり満員の新幹線からほうほうの体でホームに降り立つなり、容赦のない熱波が襲いかかる。「暑いですねえ、名古屋は」「いやもう暑い」「なんでこんなに暑いのか」会…
2月4日日曜日 (巻三十九)老い愉し二つに見ゆる初日の出(吉田敦子) 昨晩は久しぶりに酔っ払い、今朝もまだ残っている。反省だな。飲まないで我慢していたのと、それで小遣いが残っていたのが深酒の原因だ。刺身とホッピーまでにしておけばよかった。歳もある…
「そのとき - 佐野洋子」朝日文庫 あれも嫌いこれも好き から その病院は多摩丘陵に突然生えて来たごとくに緑の中につっ立っていた。見かけは、高速道路の出口に林立しているラブホテルのようで、様式なぞめちゃくちゃなちょっと古風な西洋館である。張り出…
2月3日土曜日 (巻三十九)病みぬけし夫と見てゐる除夜の星(鈴木しどみ) 穏やかな晴れ。朝家事は洗濯と掃き掃除。 昼飯喰って、一息入れて、しばらくtubeを観てから床屋さんへ参る。一人待ちでやってもらった。4時までは好天。「八起」は潰れたかと行ってみたら…
「星座を知るよろこび - 草下英明」社会思想社刊 星座手帳 から 太宰治の、昭和十五年ごろの作品で、「走れメロス」という気持ちのいい小説がある。メロスは、シラクサの暴君ディオニスの圧制をにくんで、王を殺そうと企てるが、捕えられて死刑をいいわたされ…
2月2日金曜日 (巻三十九)不用意に出で来し旅の忘れ雪(高柳和弘) 曇り。やや寒し。エアコンをつけろと云われるがそこまでの冷え込みではない。結露も顕れず。 朝家事はなし。 買い物に出て、「八起」の前を通ったら提灯が外されていて暖簾もかかっておらず。店…
2月1日木曜日 (巻三十九)寒燈やひとりの音に独り住む(白根純子) 晴れ。穏やかな晴れ。朝家事は掃除機がけと洗濯。 今日は御三家などの入試のようだ。細君は息子との二人三脚を懐かしんで朝からその話が多い。 昼飯喰って、一息入れて、晴から曇りに変わり、…
「ミツバチと色 - 日高敏隆」日本の名随筆別巻44記憶 から ミツバチといえば、生物学者の頭にはすぐ、フォン・フリッシュの名が浮かぶ。オーストリアのこの生物学者ほど、実用的な意味でなくて、ミツバチの名声を高めた人はほかにいない。かつて、西欧生理学…
1月31日水曜日 (巻三十九)ふきのたう二百に足らぬ万歩計(喜多てる子) 昨晩も寝付きがよかったようで、10時からの鉄っちゃん番組「きしゃポッポ」(FM葛飾)を聞き逃した。睡眠状態はここのところよろしく、途中の目覚め時間が短い。よくないのは夢の記憶がやや…