(巻十六)きめられた酒を大事に鉦叩(橘棟九郎)

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10月27日金曜日

浜松町駅の山手線外回りホームの先端にある小便小僧は季節や行事に合わせてコスチュームを替えます。
今朝は、きっとハロウィーンの衣装を着ているだろうと思い見物にホームの端に足を運びました。
一昨年はハロウィーン姿でしたが、今年はハロウィーンのばか騒ぎを助長することもないと判断したのか、消防当局からの公益的な要請を優先させたのか、消防官の出動服に帽子を被り火の用心の幟を立てておりました。
確かに、ホースで水をかけるのがお仕事ですから、小便小僧と消防は相性がよろしい!

冴え返る小便小僧の反り身かな(塩田俊子)

世の中、喫煙者に対して一層厳しくなってきておりますが、会社が入居しているビルではテナントに限り喫煙を許し、裏の裏の一画に喫煙所を設けると云うなんとも有り難い配慮をしてくれています。加えて、大変元気のよろしいおじさんが朝と午後の3時ころに灰皿をピカピカに清掃してくれます。
“おじさん、心の中では手を合わせてますよ!”

灰皿は外にあります十日夜(斎藤宜子)

夕食は、昨日の贅沢ついでに買いました牛肉で、肉じゃがでございました。“心の中では手を合わせてますよ!”

女菩薩とまがふ妻いて懐手(吉田未灰)